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Re:短編小説
yuto.
[ID:sokahagan]
初めて、参加させていただきます。
前もって、言っておきます。汚い文章ですみません!!
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気が付くと僕は、砂浜に仰向けになって寝ていた。
どうして、こんな場所にいるのだろう。
思い出そうと、頭を使ってみるがどうにも思い出せない。
何回か、瞬きをして起き上がる。
しばらく寝ていたせいなのか、少しよろめいた。
辺りを見渡してみると、青い海と空が地平線まで広がっているだけだった。
「なにもない・・・」
ぼそ、っとつぶやいた僕の声だけが波の音に呑み込まれていった。
僕は少し、歩いてみることにした。
―もしかしたら、誰かいるかもしれない―
という希望を持って。
・・・一体何時間歩いたのだろうか…。
だけど不思議だ、ずいぶん歩いたはずなのに、汗も、息も上がっていない。疲れを感じない。
ただ、感覚がなくなっているだけなのか?
まぁいい、今は、ないほうが都合がいい。
しばらく経って、太陽が沈みかけた頃遠くに鍾乳洞を見つけた。
僕の足は、そこに近づくに連れ、速まっていく。
相変わらず、息は上がってない。
鍾乳洞の中に入ると、案外狭く細く光が射しているだけだった。
さらに奥に進むと、石で造られた台に人が入れるくらいの貝が置かれていた。
開けてみると、そこにあったのは文字が書かれた小さな一枚の紙きれだけだった。
僕は、それを手に取って読んでみた。
『ようこそ、天国と地獄の狭間へ。
あなたはどちらの人間か試させていただきました。
結果、前に犯した罪も考慮し、あなたは生かすことにいたしました。
なので、あなたの記憶をお返しします。』
・・・・記憶、読み終わった瞬間、其の場に熱い光が満ちた。
僕は、その強い衝撃に気を失った。
「うっ・・・ん〜」
「雅人!!」
「ん・・・ここは・・?」
目を開けると、白い壁と消毒液の匂いが鼻を突く。
隣には、心配そうに僕の顔をのぞく母がいた。
「かぁ・・・さ・なん・・・で?」
「覚えてないの?あんた、自殺しかけたのよ。手首切って・・・」
『罪』僕の犯した罪は自殺・・・。
「っバカ息子!!・・・。なんか辛いことがあったら何でも言いなさいよ!!どれだけ心配したと思ってんの!」
「ごめんなさい・・・」
「・・・本当に、・・・・よか・・・った・・」
あぁ、そうか、僕の本当の『罪』は、母一人残して死ぬことだったんだ。
「ごめん。かあさん。・・・ごめん」
今、気づいた。あのまま動かずにあそこにいたら、地獄逝きになっていただろう。
・・・死ななくてよかった。
僕は、死の世界を彷徨い生を実感した。
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すみません、設定として、↑に入れられなかったので・・・
雅人は母子家庭です。自殺の原因は、友人、恋人のの裏切りです。
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