一輪の花
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今日は待ちに待った６校強化合宿の日。年に一度跡部ん家の別荘で行われる。
丸井「よし、王様ゲームしようぜ！！」
赤也「いいッスね！やりましょう！」
バスの中、お子様チームは丸井の提案で王様ゲームをすることになった。準備がよく丸井は割り箸を取り出した。
丸井「仁王もやるだろ？」
赤也「ジャッカル先輩も！」
二人は仁王とジャッカルも誘おうと、二人が座っている前の席を覗いた。
丸井「珍しいー。こいつら寝てるぜ」
仁王とジャッカルは珍しくうたた寝をしていた。けれど辺りを見回せば、自分達二人以外全員が寝ていると言うことに気が付いた。
切原「皆寝てる…」
丸井「やべぇ…俺もなんか眠みぃかも…」
そう言って丸井は自分の目を擦ると欠伸をして赤也に寄り掛かって来た。
切原「ちょ、先輩………ふぁー！」
自分も眠気に襲われそうになり、必死で目を擦る。
切原「（くそぅ、貴重な遊び時間なのに…！）」
そんなことを思いながら眠気と必死に戦うが間もなく意識が遠退いて、切原は目を閉じた。
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