Novel 小説2

□Mal d'amour
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一昨日は寒い ツナの補習待ち

で、ツナと獄寺と帰った


昨日も寒い 山本の補習待ち

で、山本と獄寺君と帰った



『くしゅん!』


『獄寺君かぜ?』


『え?違いますよ。だれか
 噂してんじゃないですかね?』

『どれー、あれ 
  獄寺熱くね?顔も赤いし』
『勝手に計るんじゃ…くしゅッ』


『風邪だね』



と言う昨日のやり取りで

今日獄寺君には休んでもらった
そうでもしないと学校にきかねないからね


オレ?オレはといえば…


『10代目すびまぜん…ケホッ』

『何言ってるの。オレのことは 気にしないで、勝手にやって ることだから…ほら、
 ちゃんと布団かけないと…』

弱々しくベットに横たわる獄寺君の看病をしにきたわけで


『獄寺ぁー今
 お粥作ってるからもう少し
 待っててな』


…一人でくるはずだったのに

獄寺君家に来る途中に出くわし
山本も一緒だ


 
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