Novel 小説

□愛玩トラブル
4ページ/9ページ


『むしろ僕にもこれくらいの執着 を持ってほしいものだね』

悔しいケド

『別に、お前のこと嫌いじゃ…』

『わかってる、だけど少しだけ
 君の素直な愛を注がれる
 あの猫が羨ましかっただけ』


だって僕には求めてくれない
いや、そう言う意味じゃなくて

『雲雀甘えたいの?』

『え?』

『さっきからそういう風に
 オレには、聞こえる』


あぁ、そうなのか
僕は甘えたかったのかも知れない
 
 
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ