Novel 小説
□密と君
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時がたつのは早いもので(?)
昼の獄寺が気になって
授業のほとんどをボーっとして過ごしていたらもう放課後
『10代目ッ!帰りましょう!!』
獄寺君の元気な声が教室に
そしてオレの耳に響く
『オレも一緒に帰りた『てめぇはお呼びじゃねぇんだよ』
みごと蹴された
『ンな冷たいこと言うなよ…と言いたいとこだけどオレ今日は部活のミーティングだから部活いかなきゃなのなー』
ため息を付く山本
ガッツポーズを決め
満面の笑みで
『さ、帰りましょう!
十代目!』
獄寺は上機嫌
後ろで落ち込む山本が
少し可哀想だった。