Novel 小説
□密と君
2ページ/10ページ
『嘘はよくないのな?』
『はぁ?ウソなんかついてねぇよ。』
山本はすぐに聞くことができる
オレは、心で思うだけ
聞く勇気が無い
聞いてもオレなんかが獄寺君の役に立てるのか、
不安になるだけ
何もできない、大半これで占められる。情けない
『なー獄寺、オレでよかったら 相談のるよ?』
優しい山本の言葉虚しく
(獄寺君からすればカンに障る)
山本をぶっ飛ばそうと
ダイナマイトを取り出すのを
オレが止めて
鐘が鳴る
『やべッ!昼休み終わりだから いそごうぜ』
お決まりのパターンで
昼休みが終わった