Novel 小説

□密と君
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9月9日


昼。屋上。ご飯。

山本、オレ

そして――――




『獄寺くん』



『あ、はい!』

手に持っていたパンが落ちる(まだ未開封だから安心)


『珍しいね、獄寺くんがボーっとしてるなんて』


なにか様子が変


『そ、そうすか?』

『珍しいのなー
 何かあったのかー?』


獄寺君のコトが気になる
すかさず山本が聞き出す


『…別になにもねぇよ。』


いつも通りの反応

何か隠してる?

それとも…

聞きたいけど聞けない


 
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