Novel 小説
□致死毒甘食
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『…ちゃん。』
『隼ちゃん』
と、オレを呼ぶのは元ミルフィオーレファミリーのボス、白蘭。
そしてオレは、紅茶(アールグレイ)を飲みながらミルフィーユを食している。
なかなか。
しつこすぎない生クリームがパイ生地のサクサク感と、ともに上品な味に仕上げている。
素直にうまい。
『聞いてる?隼ちゃん』
『あぁ、
話しってなんだよ』
今日は、元ミルフィオーレからの商談?と言うか、話しとやらで、10代目の代わりに右腕のオレが来たと言うわけで…
だったらよかったのに、何故かオレに来て欲しいとのことで、まぁ、要望に応えて、オレが来る羽目になった。