Novel 小説
□病夜思考
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――――夜。
昼間いつもご一緒にすごしていた10代目も、ついでにいやがる野球バカも、るせーガキ共も
誰もいない。
ふと思いだせば
寂しさと一握りほどの不安
そして虚無感。
なぜだかとても泣きたくなる
可笑しい。
独りなんていつも当たり前のように、自分のすぐ隣にあったものなのに。
だけどそれを悲しく思うことも辛く思うこともなかったのに。
何が自分をこうも変えてしまったのか。
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