短編夢

□「囁きが欲しい」
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「美恵〜!一緒に遊ぼ!もちろん答えは聞いてないよ?」

「また否定権無しですか!?」

椅子に座り小説を読んでいると

リュウタロスことリュウタが話かけてきた。

まぁこれはもう日常茶飯事。

はっきり言ってなれました。


リュウの言う遊び。

考えるのはほぼ私。

それは遊びと言うよりかは

悪戯に近いものだ。

「ねぇねぇ!今日は何するの?」

目をキラキラさせながら尋ねてくるリュウ。

あぁ可愛いなコンチキショー。

「そーだなぁ・・モモの飲み物を変えてみますか。たとえば・・・」

*     *     *

「美恵!リュウタァァアアアっ!」

「モモ様がご乱心じゃぁぁあ♪」

私が入れた物。

それは、禍禍しい物の数々。

スパイス・唐辛子・牛乳・生クリーム・・・・。

っていうか、コレだけ入ってて気付かないモモが悪いんだ。

色すごい事になってたのに

なんで飲めたんだよ。

どんだけ天然!?

「えらいやっとるなぁ」

「あ、金ちゃん。今度は金ちゃんにやってあげるねvV」

「え・・・遠慮しとくわ。」

「リュウ〜!次のターゲット決まったよ!キンタロス!」

「わーぃ!何する何する??」

(((何だこのドSは!?)))

その場に居た皆さんの心がひとつになりました☆

後日キンタロスの叫び声と二人の笑い声がモモやウラの耳に届いたのは言うまでもないだろう・・・。
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