NOVEL

□ドラゴンボール 悟飯の淡い初恋【短編】
1ページ/7ページ






「悟空さーーーっ!!悟飯チャン連れて来てけろーっ」


チチが、夫の孫悟空を呼んでいる。


「チチー…ちょっと待ってくれよー!今悟飯と組み手を…」


「ごちゃごちゃ言うでねーだ!!とにかく、悟飯チャンは今から勉強するだよ!悟空さは邪魔しねーでけろ!」



流石の悟空も、恐妻のチチには敵わない。


「わ…わかったょ…。悟飯、一旦休憩だ。勉強してこい!」


「はいっお父さん!!」


悟飯は父親の言う通り、チチと共に机へ向かう。


「ふぅ、一人で居るのも暇だなー…」


悟空は久しぶりに、カメハウスに行くことにした。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




「おっす!久しぶり!!」


「おー!!悟空じゃないか!どうしたんだ?!」


悟空の声に気付いたクリリンは、久しぶりの再開に喜ぶ。


「とにかくあがれよ!武天老師様〜!悟空が来ましたよー!!」


クリリンに迎えられ、カメハウスにあがった。


「おぉ!!悟空じゃないか!!」


「おっす!亀仙人のじっちゃん!!」


「ホントに久しぶりだな。なにかあったのか?」


クリリンが聞く。


「ぃやぁ、それがよー、悟飯と修業してたら、チチに怒鳴られて…、悟飯今、勉強してんだょ。」


「それでここに遊びに来たのかぁ。」



「そーゆぅ事だ!クリリン、久々に組み手…」


「誰がやるか!悟空と組み手なんかしたら、オレ、死んじゃうよ!!」



「?そぉかぁ??」



「当たり前だろ?悟空とまともに組み手なんて出来んの、ベジータや悟飯みたいな奴くらいだぞ!人間なら確実死ぬよ!」



「ま、いっか!久しぶりに話してェしな」


「だな!」







***************************************

  
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ