NOVEL
□ドラゴンボール 悟飯の淡い初恋【短編】
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「悟空さーーーっ!!悟飯チャン連れて来てけろーっ」
チチが、夫の孫悟空を呼んでいる。
「チチー…ちょっと待ってくれよー!今悟飯と組み手を…」
「ごちゃごちゃ言うでねーだ!!とにかく、悟飯チャンは今から勉強するだよ!悟空さは邪魔しねーでけろ!」
流石の悟空も、恐妻のチチには敵わない。
「わ…わかったょ…。悟飯、一旦休憩だ。勉強してこい!」
「はいっお父さん!!」
悟飯は父親の言う通り、チチと共に机へ向かう。
「ふぅ、一人で居るのも暇だなー…」
悟空は久しぶりに、カメハウスに行くことにした。
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「おっす!久しぶり!!」
「おー!!悟空じゃないか!どうしたんだ?!」
悟空の声に気付いたクリリンは、久しぶりの再開に喜ぶ。
「とにかくあがれよ!武天老師様〜!悟空が来ましたよー!!」
クリリンに迎えられ、カメハウスにあがった。
「おぉ!!悟空じゃないか!!」
「おっす!亀仙人のじっちゃん!!」
「ホントに久しぶりだな。なにかあったのか?」
クリリンが聞く。
「ぃやぁ、それがよー、悟飯と修業してたら、チチに怒鳴られて…、悟飯今、勉強してんだょ。」
「それでここに遊びに来たのかぁ。」
「そーゆぅ事だ!クリリン、久々に組み手…」
「誰がやるか!悟空と組み手なんかしたら、オレ、死んじゃうよ!!」
「?そぉかぁ??」
「当たり前だろ?悟空とまともに組み手なんて出来んの、ベジータや悟飯みたいな奴くらいだぞ!人間なら確実死ぬよ!」
「ま、いっか!久しぶりに話してェしな」
「だな!」
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