ゲーム体験記

□『ワンダープロジェクトJ2〜コルロ森のジョゼット〜』
◎エニックス◎1996年◎N64◎アクション
評価:ゲーム性:7やり込み度:7操作性:4感動的なウリ:8
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さて、新年に変わる前に1つゲームを紹介したいと思います

今回もまた古いんですが、1996年N64から発売された育成型シミュレーションソフト、ワンダープロジェクトJ2(以下、J2)です

シミュレーションと言うとなんかギャルゲー辺りを想像しがちですが、あくまで本作はコミュニケーションを含んでいますので男女どちらかに偏っているわけではありません(主人公は女の子ですが・・・)

ちなみにこの作品は『2』と書いてあるように2作目になります

初代ワンダープロジェクトJは機械の少年ピーノを操って彼を正しく育てる事を目的としたもので、J2も内容はほぼ同じです

J2をやっていて一番驚いたのは12年前の作品にも関わらずとても画質が綺麗でした言うならグレードアップしたスーファミのゲームみたいな感じ(笑)

N64と言えば任天堂が初めて3Dを投入したハードの第1号ですよね1996年はそのN64が発売された年に当たります

このソフトも発売第一期の物なので3Dの品質はかなり雑

何なのこの四角い物体はよ〜・・・みたいな事は技術が進んだ今ではそんな感じに思えますが、当時はかなりの最新鋭でとても新鮮だった記憶があります
話は外れますがこのN64は火魔人が初めて買ってもらったハードでした。買ったのは発売されて2ヶ月後でしたね最初のソフトをなに買ったか忘れましたが今でも元気に動いております

そういった話をダチに話すと『お前何歳からゲームやってたんだよ〜(笑)』と言われますが

確かに自分でも時々そう思いますだってオレは1992年生まれだから4歳からゲームのコントローラを握っていたことになりますね

強いて言えば初めてゲームをやったのはそれより前のスーファミの星のカービィスーパーDXからやってた記憶がありますもちろん年上の従兄とですけど

かれこれ13年間、ゲームにまみれてますなぁ

さて、話を戻しましょう

本作は第一部と第二部に別れてコミュニケーションパートとストーリー編というアクションパートをこなしていきます

育成とあるようにここではギジンの(いわばロボット。話の中ではギジンと呼ばれている)女主人公、ジョゼットを操ってゲームを進めていきます

『育成だからたまごっちとおんなじなんだろ〜』と思いましたが、ジョゼットは生きていくために必要な語源や言葉、挨拶そして常識を何も知らないままブルーランドと言う所に一人で住むことになります
このブルーランドへ来た理由は・・・よく覚えていませんが、前作を遊んだ人は分かるかと思いますがジョゼットの中にJと呼ばれる、現代で考えれば核兵器みたいなものが彼女に秘められていて、それを狙うシリコニアンと呼ばれる組織から逃れるために一人で暮らすことになりました

プレイヤーはジョゼットの育てる役、言うなら保護者となって彼女にいろいろ叩き込んでいきます

子育て感覚でやるようになるんですが、何しろ主人公は女の子、そしてオレは男。やってる内にだんだん顔がにやけて来るんですよね・・・

決してフチラな考えは無いんですが・・・これも男の性ということで

でももし自分に子供ができたらこんなんになるのかなって思いますね自分の子はかわいいと言うのが分かる気がします

出来たら褒める、間違ってたら叱る。リアルに育児をしてる気がしましたただ物を教えるには何かとお金がかかりますね

辞書やら何やら買うとあっという間にじり貧になりますそこはリアルにしなくていいのに・・・

でも経験を積んで少しずつ成長していっていろんな仕事をしつ稼ぎいろんな事を学んでいく、その過程が楽しくて仕方がありませんでした

最初は人の死すら分からなかったのに、
生死を理解し思いやりや恋を学びながら素直に生きていく、第一部の終わり辺りには鼻を啜りながらプレイしてました

思い返せばJの頃はピーノが間違った事をすりゃすぐに鉄拳制裁が飛んできたのに・・・あぁ、あの頃のオレも若かった・・・()

決して差別したワケじゃないっスよ勿論ムチもあればアメもありましたよよくできたら褒め殺してたくらいですからムツ○ロウみたいに(笑)

さてと、話を戻しましょう。第二部は実に呆気なかったですね

アクション重視で如何に育ててきたジョゼットを知っているかを試すなど、そんなクイズは良かったんですが、迷路が難しすぎてなかなか出来なかったですしかも操作性が悪いうえに立ち止まったら即射殺なんてあんまりですよ

せっかく手塩に育てた我が子が〜って感じになり、軽くトラウマになりました

あとボスの殺られるの早すぎなんでやねんと思いましたいくらなんでもころっと逝きすぎorz

その後はどうなったのか、それは自分の目で確かめてください達成感もあるし安いし何より自分に欠けている何かを見つける事ができるからです

あ、やるときにはティッシュは必須ですよ
涙脆い人は特に

必ず涙著著切れるので

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