小説

□ノマ雪姫
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グリューネは、魔法の鏡に尋ねました。




「シュバルツちゃん、わたくし、何をすれば良かったかしら?」




「グリューネよ、貴様の使命は、貴様の娘に、このリンゴを食わせることだ」




そのリンゴからは、黒い霧がもわもわ出てて、すごくやばそうな感じがします。



「あらあら、美味しそうなリンゴねえ。きっと、ノーマちゃんも喜ぶわあ〜」




「それでよい、グリューネよ、それが貴様の使命なのだ」












(やばい!!やばすぎるよあのリンゴは〜!!あんなの食べたら、速攻であの世行きじゃん!!)





命の危機を感じたノーマは、逃げることにしました。











「はあ…、はあっ…、とりあえず、ここまで来れば、大丈夫っしょ…」




「ノーマちゃ〜ん、いっしょに美味しいリンゴ食べましょう〜?」




「グー姉さん速っっっ!!!やばい!!やばすぎるっ!!」








ノーマは絶体絶命のピンチに陥りました。





「だ〜も〜、こんなとこで〜…」




ノーマが諦めかけたその時、












「シャボン娘ぇ!!」




「モーすけ!?」












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