小説

□俺の正体
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「モーすけモーすけ!!」


「どがあしたんじゃ?シャボン娘」


「へへ〜聞いて驚かないでよ〜」


「なんじゃ、はよゆわんかい」


「何と今日!!墓場でししょーの幽霊に会ったの!!」


「………ほー」




「くっそー、次こそはこのスヴェン様が主役の座を…」


「ほんとだってば!!ししょーの声したもん!!」


「げぇっ!!ノーマ!!やばっ、早く隠れねーと!!」


「きっ、聞き間違いじゃろ!!だだだだいたい、幽霊なんぞ居るわけないんじゃ!!」


「だって!!…ししょーの声で、ノーマ…って呼んだんだよ!!あたしがししょーの声を聞き間違えるはずないんだからぁ!!」



「…ノーマ…」


「なっ泣かんでもエエじゃろが!!…違う!!ワイが泣かしたんと違うぞ!!」


「…だってさっ、嬉しかったんだもん…!!ししょーの声が聞けて…」



「…ぐすっ、うぅ、ノーマ…ノーマぁ〜!!」


「なっ、ワレはマスクドS!!シャボン娘に何の用じゃ!!」


「…ノーマ、聞いてくれ!俺、実は…」


「今はあんたなんかに用はないんだから!!グレイブ!!」


「あだだだっ!!!」












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