小説
□スキット２
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「あの、ノーマさん」
「ん？どったのジェージェー、改まっちゃって」
「スヴェンさんって、…どんなひとだったんですか？」
「ん〜、一言で言えば、すっげえバカかな」
「とゆうことは、ノーマさんはスヴェンさんに似たんですね」
「んだとぅ!？あたしはししょーに比べれば全然普通なんだかんね!!」
「…やっぱり、僕も似てるのかな」
「え？」
「いえ、その、ノーマさんは、スヴェンさんと出会えて良かったですか？」
「まぁね、あたしを変えてくれたひとなんだ。バカだけど、すごく感謝してる」
「…………。」
「ジェージェー？」
「え、あ…」
「あんたは、全然ロンロンなんかに似てないよ」
「!!」
「あたし、師匠ってのは尊敬できて、この人について行きたいって思う人だと思うんだ。…ジェージェーは、ロンロンのこと…そう思ってた？」
「…いえ、まったく」
「じゃあさ、ロンロンはジェージェーの師匠じゃないんだよ」
「そう…ですね、…僕、ノーマさんのこと羨ましかったんです。…スヴェンさんとソロンは正反対だから」
「よーし!!じゃ、ししょーの弟子のあたしがジェージェーの師匠になったげる!!」
「いえ、それは遠慮しときます。僕までバカになりたくないですから」
「んだとぅ〜!!…あっ、こら待てジェージェー逃げるな〜!!」
おわり