小説
□ノマ雪姫
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昔昔、それはまあかわいらしい(?)ノーマという娘がいました。
「何で (?) がつくのよ!!」
ノーマはトレジャーハントが好きで、ほぼ毎日トレジャーハントに行っていました。
そんなマンネリな日が過ぎたある日、
ノーマの母親、アメリアが死んでしまったのです。
「あー…、死んじゃった」
ノーマは、母親のことが大好きだったのでたいそう悲しかったようです。
そんな可哀想なノーマを見かねて、父親のウィルはノーマが少しでも寂しくないようにと新しい母親をつれてきました。
「ノーマちゃん、よろしくね〜」
しかし、この継母はノーマに意地悪ばかりするのです。
「ノーマちゃん、…あら?何だったかしら〜」
「お姉さん、すぐ忘れちゃうのよね〜」
「ってか、これって意地悪でもなんでもないじゃん!!ちょっとぉ!キャスティング間違えたんじゃないの〜?」
…継母のグリューネは、魔法の鏡を持っていました。
「無視かよ!!」
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