小説
□遊ぼうよ
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ぎゅう…
「ん〜どした?ノーマ?」
ノーマは後ろからスヴェンに抱きついた。
「暇〜…」
今日は、珍しくスヴェンが熱心に仕事に取り組んでいるので暇なのだ。
「ノーマ…、お前さ…」
「ん、何〜?」
「やっぱ、胸ないな…」
ドゴン
ズシ
バキッ
「…すみませんでした」
「はあっ…はあっ…人がいちばんっ、気にしてるのにっ!!てか、あたし今成長期だかんね!!そのうち、ししょーも驚くナイスバディになってやるんだからぁ!!」
「ほー…、そりゃあ楽しみだなー」
とりあえず適当に答えるスヴェン。
「…ししょーは、あたしのことなんか、どーだっていーんだ…」
泣き落とし作戦に移ったノーマ。
「…はー、もーしょーがねーなー、ほら、ノーマの好きなクマさんだぞ〜」
紙に適当なクマを描いてみせた。
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