過去の拍手小説

□ユンジェC
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「……。」


「ん〜」


「ジェジュン…。さっきから何読んでるんだ?」


「なにって?」


「真剣に読んでるその本だよ。これって…」


「あぁこれね。ユノも読みたい?」


「読みたいってお前…。」


「なんで?すごく大事だろ?」


「それって…いわゆる結婚準備用の雑誌だよな…?」


「そうだけど、何か問題ある?」


「そういう訳じゃないけど…もしかして…」


「俺たちも、真剣に考えなきゃいけない歳になってきただろ?こういう事は早めに勉強しとかなきゃダメなんだよ!」


「そうだよな…。でもお前、まさか…他に」


「きゃー!これ見て!この式場まじで良い感じじゃない?俺とユノにぴったりだよ♪」


「俺とユノ?」


「当たり前だろ!だからお前もしっかり読めよ!」


「ジェジュ〜ン!涙」


「うわぁ!なんだよ急に!泣くほど良い式場だったのか?やっぱり俺は見る目があるな〜☆」


こうして、二人の夜は更けて行きましたとさ。
         

おわり
 

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