Actual×Dream

□はじまりE
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「オレもやる!!オレも4番だった!!」

はいはいはーい!と手を上げる田島君。

好奇心旺盛だねー。

さっきもモモカンのリフティング?やりたがってたし。

まぁそれが田島君らしいんだけど。

「田島はまた今度な。」

立候補ももなしく阿部君にあっさり断られてたけど。

可哀想だけど仕方ないね。

田島君が打席に立ったら、きっと打っちゃうもん。

三橋君に自信をつけさせるどころか、完全に自信喪失させて下手したら野球やらなくなっちゃうよ。

だから田島君じゃなくて、花井君を指名したのよね。

でも、だからって阿部君が花井君を甘く見てるわけじゃ決してなくて。

花井君の実力を認めているからこその指名なんだよね。

田島君ほどの実力者だと危険すぎて、大して上手くない人だと意味がなくて。

その点、花井君はうってつけの相手。

「それじゃ内野だけ入ってくれる?」

「内野だけ!?」

中学時代、4番だった花井君の癪に障ったらしい。

当然だよね。

誰がどう見たって、花井君を馬鹿にしてると思うもん。

「やめるってのが気にくわねーか。でもいいの?見たカンジでかいの打てちゃうけど?」

と、当然の主張。

を、撥ね退けるのが阿部君の凄い所。

「でかいの打てるようなら、やめないでって頼むんだけどネ。」

阿部君・・煽りすぎだと思いマス。

花井君の目が燃えてマス。

まあこれも阿部君の作戦のうち。

阿部君も三橋君も花井君も、皆ガンバレ!



To be continued...



終&言い訳

短い…(汗)
野球シーンになるとヒロインの入り込む余地がないんです…(汗)

2008年10月9日 秋月
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