【軌跡】

□創成期D中1
4ページ/6ページ

かんとく「いきます!!(もうどうにでもなれ!!)」

ビュッ  (おっ いいたま)

カキーン 

かんとく「次行きます!!」

ビュッ  (おっ ストライク)

カキーン


S主将「なんだよかんとく!いけんじゃねーか!どんどん来い!!」

ビュッ カキーン

ビュッ カキーン

ビュッ カキーン



だいぶ俺イケてんじゃね?



と、調子に乗って投げる俺。



S主将「かんとく、変化球投げれねーの?」

かんとく「へ、変化球ですか?」

もちろん投げたことなどない。

しかし投げるしかない。

ビュッ (ククっ)カキーン

かんとく(‥‥‥‥‥ニヤリ(゚∀゚))

ビュッ (ククっ)カキーン

ビュッ (ククっ)カキーン

ビュッ (ククっ)カキーン

ビュッ (ククっ)カキーン

ビュッ (ククっ)カキーン

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

かんとくは、コントロールが良かったらしい(当時)

変化球も覚えてしまった。

すっかり投げる面白さに目覚めた。

S主将、あんたには感謝してる。

俺に投手としての面白さを気づかせてくれたのは、アンタのおかげさ。

機会があったら、酒でも酌み交わそうか・・・

‥‥‥‥‥‥‥‥

かんとく、守備位置に、投手が追加。


ーーーーーーーー6月ーーーーーーーーーー

K顧問「今日から1年生も実戦練習に加える」


これは中体連が近いため1年生の中からも使えるやつをみつけようという企画だ。

かんとくはライト
主将はレフト
naokiはサード

もちろんベンチ入りする実力はまだない。

当然、1年の夏はスタンドで応援が当たり前。

しかし、

しかし‥‥‥


K顧問「中体連ベンチ入りメンバーを発表する!

1年からは2人!一人はY田(←後のエース)背番号は20。そしてもうひとりは・・・かんとく!!お前だ」


かんとく「ぼぼぼ、僕っすか!!!」



かんとく、まさかのベンチ入り大抜擢。

バッティングピッチャーとしての実力が認められたのか???

はたまた、奥底に眠る秘められた才能に気づいちゃったか?

はたしてーーーーーー




(次項に続く)
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ