Dark a dance
□Pain a grief
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大切なモノが消えてしまって初めて分かった
こんなに虚しくて…哀しくて…淋しいって事が
涙は、想いが多いだけ流れるって
思い出話を語る事も叶わなくなった
どうして…あの時、拒絶したのか…
もの言わなくなった、貴方の唇に紅を塗った
貴方の好きな色の紅…とても、綺麗で…
冷たい…
硬直した肌
もぅ…逢えないんだと再認識
永遠の別れ
見送った
戻って来た貴方は、変わっていた
小さな白いモノに変わり果て
拾い上げたら、砕けて壊れるんじゃないかと思った
陶器で出来た入れ物の中に入った貴方
胸に抱かれ、運び出された
送り火
さよなら