‡history‡
‘99写真に出会う
‘02二人展『100の笑顔写真展』開催
‘04アサヒカメラ賞 組写真部門2位
その他自主イベント「come around」、デザインフェスタ等にて写真展示
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‘99末‥私が写真と出会ったきっかけはほんの偶然のようで、必然であった、と今思う。表現するという手段を見つけ、写真を撮ることが楽しくてたまらなかった頃。自分の「存在意義」を探して、自分をわかってほしくて撮り続けていた頃でもあった。被写体を通して、見つめていたのは自分自身。写真に出会ってから約三年の間は、様々な環境や人との出会い、経験を通して、価値観も含め自分自身が大きく変化していった時期だった‥と、今振り返る。
写真を通して見ていたものが、「自分の存在意義」から、「誰かに伝えたい何か」へと徐々に変化していった。それが写真の変化にも繋がっていく。

‘02‥ある方からの提案で、100人分の笑顔の写真を集めた『100の笑顔写真展』を、共に写真をはじめた友達と二人で、そして仲間達の協力で開催した。人の笑顔を撮ることの難しさと、それ以上に「笑顔」が人に与える力の強さを知った。写真で誰かに喜んでもらえること、誰かを笑顔にできることを知った。

‘03‥ひとつの作品集を創る。タイトル『私が美しいと感じるもの』‥この頃には、自分が撮りたいものが「美」なのだと認識した。自然の美しさ、瞬間の刹那、光の輝き、そして人の魅力‥。美とは何かを探求しはじめた頃。そしてこれからもずっと探求し続けていく‥。

‘06‥仲間で開催しているcomearound(アート、ダンス、演劇、ライブ‥など、様々な人の創造性を結集し、ひとつのものを創り上げる自主イベント)の‘06、12月のテーマが「愛‥生きる意味」だった。深く重いテーマについて、自分なりに考え表現したいと、写真を音に乗せ、言葉に乗せ、映像にした。
目には見えない愛というもの‥。でも、目に見える全てのものには、愛の結晶がちりばめられている‥と感じる。花などの植物や、私たち人‥‥生命もまた、愛に包まれて存在している。けれど、なかなかそう実感することは難しく、不安や孤独を感じてしまう。生きる意味を見いだせず、自ら命を絶ってしまう人がとても多い今‥。映像のタイトルは、『the promise(誓い)〜目に見えないもの〜』。‥きっと私たちは、愛を知るため、愛を学ぶため、そして愛するために‥誓い‥そうしてここに生まれて来ているのではないか。
「伝えたい」想いを写真にのせて‥これからも美しいものを、過ぎ去っていく瞬間のきらめきを、たくさん写真に留めていきたい。それを、大切な人に捧げていきたい。

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