Dragon Hunter ドラゴンハンター

□DRAGON HUNTER<第3話>
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 渡された棒を持って訓練場の中央に進むケトン。軽く振って感触を確かめると、彼はヒオウに向き合った。

「始めてくれよ」

「ああ」
と応じる柊。

「ふ〜ん。じゃ、俺は見とくことにするわ」

 俺はそう言って訓練場の隅に移動した。

 さあ、現在、最強や言われてる柊相手にどう対応する、ケトン?






 訓練場の中央で向かい合う二人。

 めらめらという効果音が聞こえてきそうなぐらい闘志をむき出しにするんはケトン。
 逆に柊はいつもと全く変わらない自然体。例えるなら、そうやな、さざ波一つ立たん湖面のような感じ。


 まったく…ほんまに対照的やな。
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