街角は色めく少女らの縄張り

寂しがりなおさげ

旋風にゆれて



「なぁ。おまえはどう思うよ」



耳障りな誘惑花椿の香り

雲なしの午後には

僕の修羅が騒ぐ



「今の江戸を。腐った世界を・・・」




焼けつく想いは憂い募らせる

重なる面影を見つけては項垂れている



「壊してェと、思わねェのか??」



一・誰か僕の
二・火を消して



「俺は、どうすればいい…」



三・飛ばしてくれ
四・イエイエ



「世界をぶっ壊そうとすると、お前が消えてっちまうような気がして」




駆け抜けた一撃エレキテルビリビリ

悩ましげなまつげ そこはかとなくだるい



「怖ェ・・・・」



一・誰か僕に
二・火をつけて



「なァ……お前も俺の前から消えてっちまうのかよ…」



三・燃やしてくれ



「・・・・・くそっ、」



四・イエイエ















「俺はお前を愛してる」







修羅

[TOPへ]