dream:G
□キス。
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『あ』
と言う間に奪われた唇
『さっきガサツな女は嫌いって言ってなかった?』
「さっきドMが好きって言ってやせんでしたかィ?」
そう良いながら、何度も何度も唇を重ねる。
沖田総悟。
ずっと好きだったの。ずっと、キスして欲しかった。別に遊びでもいい。あなたに触れてもらえるなら。
『あのさ、彼女いるんでしょ?』
「…忘れた。」
『別にいいけどね私は。遊びで……っん…』
知ってる。ほんとはあなたが彼女を捨てれないってこと。
それでも…
『お願い…好きって言って…』
「…好きでさァ。」
このたった一言に、喜びを感じる私は愚かですか?
誰か教えて。
制服の中の、彼の温かい手。
止めれる術が、私には分からない。
「こっち…向いてくだせェ。」
本日、初めてにして7回目のキス。