短編
□名前変換無し
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うー・・・眠れない・・・・。
布団に入っても眠れない。
羊を数えても、眠れない。(むしろ目が覚めた)
仕方が無いので、リヴァイヴのところにお邪魔することにした。
不法侵入?そんなの知るか。夜這いしに行くワケじゃないし。
『リーヴァーイーヴー。』
部屋に入って名前を呼んでみるが、返事はなかった。
寝ちゃってる?寝ちゃってるカンジですか?
そろっと歩いてベッドまで近づくと、
すーすーと、規則正しい寝息が聞こえてきた。
覗き込めば、リヴァイヴの可愛らしい寝顔が・・・。
・・・・・。
・・・なんだろう、ものっすごい今更なのに罪悪感が・・・っ!
幸せそうに寝てる・・・起こせない・・・・・。
むー・・・どうしよう・・・。
・・・あ。
ベッドの隣、入っちゃおうかな。
『別にいいよね。いいでしょ?リヴァイヴ。』
返事が帰ってくるわけ無いけれど、
私はそうリヴァイヴに話しかけて、ベッドにもぐりこんだ。
『おやすみなさい。良い夢を。』
寝ているリヴァイヴの頬に軽くキスをして、私は、目を閉じる。
リヴァイヴが近くにいるから、きっと、すぐに眠れるね。
君の近くが心地いい。
「う、わぁぁあぁ!?な、なんでここに!?」
そして、
朝方にリヴァイヴの絶叫が屋敷中に響いたとか響かなかったとか。
『・・・リヴァイヴうるさい・・・・・。』
・2009.1.1