短編

□獄嬢LOVE
2ページ/6ページ


*行き着く先に...


多キャラ出演







『暇だな…。』






今日は晴天。


雲一つ無い空が広がっている。




屋上のフェンス辺りに腰を下ろすと、獄寺は空を見上げた。



『暇すぎッと絶対何か起きるンだよな…』







ドドドドドドドッ


バタァァァァァン!!!






『ごーくーでーらぁ!!!』


『げ!野球馬鹿!!』




獄寺の予感は正しく、階段を物凄い勢いで駆け上がってきた山本が獄寺へと抱き付いた。



『ちょ、てめェ離せ!!』


『獄寺良い匂いなのなー♪』



人の話すら聞いちゃいねぇ!!


オマケに頬摺りすンな馬鹿!!!



『あれ、獄寺君?』


『10代目!』



其処へタイミング良くツナが現れる。

獄寺は縋るかの様に、ツナに助けを求めた。



『山本獄寺君嫌がってるよ?
離しなよ、ッてか離せ。』


『まぁそう怒るなって!』



目が笑っていないツナに対し、笑っているのに黒いオーラが見える山本。


そんな二人を獄寺はハラハラしながら傍らで見守っていた。





…するとそれに追い打ちを掛けるかの様にさらなる刺客が現われた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ