BL
□過保護主義
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俺は今日も執務室で
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ズカズカズカズカ
廊下から激しい足音が
・・・
今日も聞こえた
バーン
「綱吉!無事か!?」
『ラル…いつも言ってるけど、マフィアのボスを襲撃する奴なんか居ないよ?』
「そういう意味じゃない!!!いつ可愛いお前が汚らわしい奴らに襲われるかと思うと…!!!」
『俺…男だよ?』
「お前は可愛いからな」
『もう!ラルの方が可愛いよ!!!』
「なっ…///」
『俺だって結構心配なんだよ///』
「綱吉…!!!」
ムギューッ
『ラル、大好きっ///』
「俺も愛してる!!!」
『それより!仕事!父さんに怒られるよ?』
「俺はお前と一緒に居たいんだ」
『駄目!!』
ラルはいつも仕方なく
門外顧問のアジトに行くらしい
「じゃあ、後でな」
『行ってらっしゃい』
ラルが執務室を出ようとしたら
ちょうど山本が入って来た
「ツナ〜Vv今日も一段と可愛いな!」
『も〜山本!俺、男だよ?』
「山本…俺の綱吉に何言ってんだ!?」
「ラルは早く門外顧問のとこに行けよ」
『そうだよ?山本は冗談を言ってるだけだよ』
「綱吉…」
ラルは仕方なく仕事に向かったわけがなく
「もしもし、家光…今日は俺は休む」
ラルは休む事を伝えるとすぐに電話を切った
「綱吉…俺が守ってやるからな!!!」
今日一日ラルは影からこっそりと綱吉を見守ることに
「ツナ」
『山本?』
「可愛いなーVv」
ムギューッ
『よくわかんないけど…仕事できないよ〜』
「仕事なんかほっといて…俺と楽しい事しようぜVv」
『楽しい事…?』
この会話を聞いていた
ラル
「山本…!!!俺の綱吉に!!!」
ラルはライフルを構えた
しかし
『山本!仕事しなくちゃ!!!ラルも仕事頑張ってるんだから…』
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