謎のクロスオーバー島
□スーパーノヴァレムナント
12ページ/12ページ
BBの早瀬大は現役時代は「リングの狙撃手」の異名で知られた元世界チャンピオン。天才ボクサーだったがチャンピオンになったことで慢心し、妻子の待つ家に帰らず豪遊三昧の生活を送ったあげく、飲酒運転による交通事故を引き起こし全てを失う。服役中にせめてもの罪滅ぼしと、妻に離婚届を送った。
刑務所を出所後は職を転々とし、作中初登場時にはロクと名乗り浮浪者同様の生活をしていた。麗花のスカウトにより正体を隠して森山のトレーナーとなるが、病魔に蝕まれており、彼の日本タイトル戦の勝利を待たずして死去。B.Bの父、高樹源太郎とは若いころからの友人だが、森山もB.Bもそのことは知らない。
山岳、高い高い櫓の上に戦国BASARAの徳川家康が光に満ちた拳で、挑戦者を待ち構えていた。
「うーさーぎー、おーいし、かーごーやーまー!!!!!!!!!!!!!」
狼それ以上の名状しがたい極限の獣がいた。
まさに、超越した絶叫であった。
「本田忠勝は何をやっている!服部半蔵は!」
頂上決戦が、既に始まっていたのだ。