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□私、腐敗してましてよ
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あれ、あれれ?


この周りの森はなんだろう


2次元には萌えるが生はどうなんだろうと、3次元を求め男子校に忍びこんだ…筈だ(犯罪です)
門を昇り、下りようとした瞬間足を滑らせ落下。
お世辞にも運動神経がいいとは言えない自分、ああ死ぬかもしれんwwwとか思ったのはつい先程の事。

痛くない、土の匂いがする



「…これは所謂トリップモノですか!?そうですね!?ってか何処!!!!」


背の肩甲骨くらい伸びた長い髪を揺らし、バッと起き上がる。
一応こんなんではあるが見た目の第一印象は、「白いワンピースの似合いそうな清楚な女性」だ。
まあ大体二言目には「口を開けば変態だった、この腐女子がw」である。

因みにリアルの男性との関わりは、女友達を交えての交流しかない。
見るのは構わないが、会話ともなるとカチンコチンに固まってしまう。
仕事場は別だが…ってどうでもいいよね



「あーでも私が主人公じゃなだろ、精々巻き込まれた脇役、村人Tくらいのはず!」


村人AやBでない所がこだわりです☆
独り言は余り喋らないほうだが
なんだ、興奮か恐怖かよくわからんが今日の私は何か違う。








「いかがされましたか?」


「!!!!!!」


掛けられた言葉に固まった。
これは、この声は!!!!小野っじゃないセバスチャン!?
驚いたにも関わらず、ゆっくりと振り返ればそこには



「あ…(色気むんむん!!悪魔執事キタ─―(゚∀゚)── !!)」


よくよく見れば少し遠くに、屋敷が見える。
うんアレは漫画やアニメで見たぞ、ファントムハイヴ家だろ!
田舎暮らしの私には東京行った時並みに思うね!でかいよ!!

黙ったままの不振な女(私)をセバスチャンはそっと手を差し出してくれた
思う、いいのかな触っても…きっと汚れるよ?いろんな意味で
とは思ったものの、差し出された手を取らないのもどうかと思い恐る恐る手を伸ばす。




「本日お見えになられた方の連れの女性の方ですよね」



「あ…」



「来る途中で好奇心旺盛だとかではぐれたと言われましたので、探しに参りました…私、ファントムハイヴ家の執事をしております」



身を起され、服についた草を払われる。
…言っていいだろうか、惚れてまうやろー!!!
いやいいんだ、違うんだセバスチャンは攻めの下であんあん言っていればいいんだ!!
だっはー(爆)



「さあ、ご案内致します。歩けますか?」



「あ、はい」



ってか連れの女性とかってどんだけ都合のいい設定!!
てか行ったらすぐバレんじゃねwwww?




とは思ったが、ここで一人いるのも寂しいし
何より目の前に愛しい受け子がいるので、喜んで着いていく。






カミサマ!!!ありがとぅー!!!!







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