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□私、腐敗してましてよ
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いやあ、まさかこんな所で同志と巡り会うとは思わなかったわw
ビバ★温泉!万歳温泉!!
こーゆー時は熱燗が欲しいね!飲めないけどね!
アッシュも加わった攻め達の、今後の活躍に期待するよ

しかしあれだな、ケータイって偉大だよねw
別になくてもいいやーなんて買う前は思ってたけど、買って暫くしたら・・・手放せないw
ネタをメモったり、お気に入りBLサイトさん登録したりとか色々使う事いっぱいだしね!
残念だ、だからこそ非常に残念だ!!


なぜかってそりゃあ、貴女


この時代にケータイなんぞないからだよぉおおお!!
萌え語りメールとか出来ないじゃん
折角陛下と腐友になれたのに、好きな時に語れないってどうよ!
手紙?!バカ言うんじゃねぇって、字汚いってのもあるけど日本語しか書けないんだよ?
お忘れ?言ったり聞いたりは出来るけど、文字の読み書きは出来ないって話にもでたよねww?



「アルカさん、いかがなさいましたか?」


「ハッ!ああ、いえ・・・あまりのショックに絶望を感じ逃避してますた」


「あらあら」


なんで貴女は腐ってるのに、そんなにお上品なんでしょうね。
私なんて腐ってる上に、お下品でございますことよ?
ああ、王族だからねですねわかります
解かっていますとも、僻みですか?いいえ八つ当たりです。


「好きな時に語れないのがつらいッス」


「アルカさん文字の読み書き出来ないんだっただな」


「うむ」


そもそも女王陛下なんて身分なら、早々お忍びなんて出来るわきゃねぇだろぉおがwww
手紙なんてものだって、審査とか通らなきゃまず届かないんじゃねw?
ああ、どうしてこう・・・うまくいかないのだ。
ブツブツとまるで呪いを囁くように呟きながらも、紅茶を啜る。
あ、別に音立てて飲んでないからね!

チラリとアッシュを見れば、なんとフィニが去った事をいいことにアタックしてるw
ぉおおおお!!お前やるじゃないか!見直したぜこのドMがw
この状況にメイリンとヴィクトリアも鼻息荒く見守る。
なんてシュールな光景だ、まあどうでもいい。



「いけアッシュ!押せ!押し倒せ!いけ・・・ってかイかせろw」


「アッシュったらいつの間にいい攻めに・・・いつもヘタレていたのに、ドMだし」


「アッシュさんはヘタレドM属性アルか?へー勉強になるだよ」


アッシュがセバスチャンの両手を、両手で包むように握り締めました。
そして私達三人は奇跡を見ました、え?何が奇跡かって?
あのセバスチャンが、殴り飛ばしも嫌悪も抱かず好きにさせてるんだよ!
しかもアッシュが何言ってるかわかんないけど、どうも頬染めてるように見えちゃう(あ、これ腐フィルターのせいか)

なんだ、何なんだ、一体何をいっているんだ
何ナンだあああああああ!!



「夜のお約束を取り付けた、だったら私はアッシュを応援いたしますわ」


「あ、私もッス」


「せせせセバスチャンさんの・・・はぁはぁ」


ああ、メイリンがどんどん私菌に冒されて変態になっていくw
しかしこれはマジでアシュセバになるのか!?
バルド達を差し置いて、とりあえず2人目に早くもなってしまうのかっ

ぶっちゃけ私思うに、セバスチャン1回抱かれたら開き直りそうなんだよね。
身体だって才能あるだろうし、もう突っ込まれなきゃ生きていけない!ってくらい調教されちゃえばいいと思う。
あんあんあんっとっても大好きー【ピー】


ああ、ダメだ・・・何だこのいきなり脈拍もなく変な歌歌っちゃってさあー
最近壊れすぎてきたと思う私
ちょっと見た目普通の人間のままだよね?もう見るからに変態オーラだだ漏れになってないかしら
デジカメ欲しい、盗聴器欲しい、隠しカメラほしい



「今夜辺りアシュセバなるとして、こっそり後つけれると思いますか?」


「アッシュは腐っても天使ですし、ボウヤの執事は悪魔でしょう?難しいんじゃないかしら」


「あれ?私今の所だけ耳が遠くなって聞こえなかったですだ・・・」


おぉっとここでメイリンへの、ネタバレが阻止されたああー
アッシュ天使、セバス悪魔がメイリンの中にはない要素なんだよね。
まあ一人くらい知らない子がいたっていいよね!腐語りが出来ればいいじゃないかっ














「いつもお疲れなのですね」


「ええ、使用人のくせに使えないときまして」


「・・・よければ、少し夜を共に致しませんか?」


疲れ果てていたセバスチャンは、アッシュが両手を握ろうとどうでも良かった。
疲れていたから、あまり話しを聞いていなかった。
きっとシエルがいたならば、目を覚ませとか言って頬をぶたれるくらい気を抜いていた。



「夜・・・?構いませんが」


「本当ですか!?あ、コホン・・・失礼しました。では今日部屋に伺います」


「え?あ、はい・・・私一人ですので気楽に来てていただいて結構ですよ」


・・・・・・それはつまり、犯してくださいというお願いですか?
アッシュは必死に脳内会議が忙しい中、セバスチャンはシエルの鳴らしたベルに反応し
さっさとその場を後にする。
例え屋敷の中でなくとも、シエルがベルを鳴らせばすぐに来るように言われている。

一人悶えるアッシュを背に、セバスチャンは振り向きもせずその場を去った。


その様子をニヤニヤと見つめる女三人には、気づかなかった・・・珍しい。







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