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□私、腐敗してましてよ
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ともあれ、天使攻めが加わりました。
坊ちゃんの機嫌ゲージがマイナス50を突破、眉間の皺が深く刻まれている。
…とれなくなるぜwww美少年よww
メイリンも呼び出し、女王との密談。
アッシュはこんな素性の知れない女がいてもどうでもいいのか、一応傍にはいるものの警戒心はなし。
そうだよね、アッシュにとって女王なんかどうでもいいんだよねw
それよりセバスチャンが気になって仕方がないんだよねwwwwwうはwww
「まさか同志がこんな所にいるとは思いませんでした、へーかー」
「わわわっ私はま、だ初心者でっままだ未熟者ですだぁばば」
「メイリンといったわね、落ち着きなさいな」
まあそりゃ高貴なお方目の前に、冷静を保てなんてのが無理だわな。
あれ私どうなんだwwwちっこれだから空気読めない奴って←
女性のみでのお茶会って楽しいね、ついでの会話に花が咲く
…なんか、ポトリと花が落ちた光景が頭に浮かぶがww
「陛下は腐歴どれくらいですか?」
「ふふ、物怖じせず堂々とした態度大したものね。そうね…20年かしら」
「あれま、そんなにw」
楽しいと時間過ぎるの早いって本当だよね、あのあとセバスチャンに似合うCPを語り合い
シチュエーションやら体位の話で大いに盛り上がり、メイリンへ先輩からの萌えマル秘話をいただいたり。
涎が垂れるのは、仕方がねぇもんさっ
「お茶淹れるの下手ですみませんね、おりょりょゴプッって溢れでてきちゃったw」
「あら大変、濡れてドロドロになってしまいましたわね」
「あわわっ何だか会話が卑猥に聞こえるだよぉおお」
「「勿論、わざとですもの」」
こんな楽しい会話初めて!
たっのしいい〜やっぱあれだよ、同じLVかそれ以上の人相手だと暴走できるもんね
メイリン頑張ってスキルを上げておくれおw
…とりあえず、ポットから零した紅茶は拭いておこう。
あ、この染みついた布…高そう。
私は何も見ていない、そうミテイナイ
つか真面目なところでとこんとん使えねぇな、私w
あれ、私の価値ってなんだ?
ただ腐って叫んで、主にセバスの腰とアソコに重症負わせてるだけじゃねw?←
どうしよう!ただのゴミじゃないかww
「あ!」
「メイリンどしたー?」
「アッシュさんが、セバスチャンさんと会話してるですだが…」
どれどれ…なんてゆっくりとした口調だけど、私と陛下はシュバッてな感じで窓に張り付く。
ちょwおまwアッシュ!!
何、いつの間にセバスに迫るんだちみは!!
ああ、ヘタレでドMなのは私の脳内だけなのかアッシュ。
「『お久しぶりですね、セバスチャン』」
「『アッシュさん、まさかこんな所へいらっしゃったのですか?』」
「『ええ、あの方もゆっくりされたいようで…所でセバスチャン、腰どうかされましたか?』」
「『え…』」
「『庇っているようですが…まさかっ』」
「おお、すごいですだ。セバスチャンさんとアッシュさんの動作に見事に合ってるアフレコ!!」
メイリンの言葉に、女王陛下と見つめ合う私。
グッと親指立てれば、気品溢れる動作で同じように返してくれた…グッジョブ陛下!!
いやあだってさ、あの二人の動作見てたらこう台詞のっけたくなるもんじゃない?
え、違う?
「押せ!アッシュ、私の脳内のヘタレ返上せよ!!」
「あらアッシュはヤる時はヤる人(?)よ」
「そうか!流石陛下の攻め要員、押されていますよセバスチャン!」
そのままセカンドを捧げるのですか?いやでも、待てよ
そこじゃ青○になるじゃんw○姦ww
いきなり最初っからそれって、どんだけww
いや好きだけどね青○。
あ…
「フィニが来ただよ」
「きたね」
「あらあら」
アッシュ涙目www違うか、あれすっげえ遠い目してるし
きっと頑張って、口説いてたんだろうにw
あの無垢な笑顔で悪意もなにもない、計算すらしていないフィニ
なんという間の悪さ!
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