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□私、腐敗してましてよ
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私が担当するのはアグニと坊ちゃん
メイリンにはバルドとフィニを任せました。

何をするかって?至って簡単な事ですよお(腐)嬢様
そうですね、言ってしまえば洗脳DEATH★
特殊能力なんてありませんわ、ごくごく簡単な事ですもの。
ほら美人に毎日ブスって言い続けたら、本人はブスだと思うようになるってあれよ
ああ?例えが最低?なんとでも!!

まあ、こんな感じで毎日洗脳のごとく言い続けるわけですよ。



「アグニさん手伝ってもらっちゃってすみません(本当はセバスチャンの手伝いしたいだろうにw…女性に対する優しさかぁ)」


「いえいえ、私も居候の身ですからこれくらい」


「本当助かります、しかしセバスチャンさんは本当綺麗ですよね。あんな美人だと色んな人に言い寄られるんでしょうに」


「はい、セバスチャンさんは綺麗ですね…私も彼が………あ!!いや、その!」


どうしました?なんて笑顔で言ってやれば、アグニは何でもないですと言って肩を落とす。
ふふ、言い訳なんかしなくたっていいんだぜ★
君はそもそもセバスチャンLOVEなんだから、さっさと自覚しろよこのヘタレww
あーでもアグニってプッツンきたら襲いそうだよね

『やっ何を!?アグニさ…や、ぁああっ』

『もう抑えられません、好きです!セバスチャン殿っ』


アッー…

ギッシ、ギッシ…(ベッドの軋む音)



「あ、あの…アルカさん?息が荒いんですが体調がよろしくないのでは」


「あ゛?あ…いえ、何でもありません(ちょっち妄想のし過ぎで呼吸困難に)」


たまらんっ
アグニはセバスチャンより身長あるから、抱くときはすっぽり収まるよね、これは今の所アグニにしかできない攻め方っ
姫抱っこも様になるしなww



「あ、セバスチャン殿」


「相変わらず働き者ですよねー…フィニがまた怒られてる。それにしてもいい尻ですよね、撫で回してあげたい」


「倒れない程度に休んでほしいんですけど…ああ!それは私も思いました」



よしよし、順調順調♪
いつか理性プッツン展開もよろしく、今の無邪気な笑顔もいいけどね。
ん?その笑顔で無意識なエロい言葉攻めとかも萌えるな、本人自覚がないからタチわるww


『セバスチャン殿のナカはとても温かく私を程よく締め付けて・・・すごく、いいです』

とか

『ああ・・・私の出したものが流れ出てきちゃいましたね、え?セバスチャン殿は綺麗ですよ?』


とか!!!!
おっと、あまりトリップしてると怪しまれ・・・そうにないね。
ハッとしてアグニを見れば、アグニはセバスチャンをジッと見つめていて。
うーんこれは恋する乙女というよりは、餓えたオトコの目と言いましょう。
無自覚にもそろそろ限界が近いじゃなかろうか、うんきっとそうだ。

ってか大変だ!!私坊ちゃんにお初あげるって言ったのに(心の中で)、このままじゃアグニ暴走セバスチャン殿いただきます!になっちゃうんじゃね!?
やばいおやばいお、ここはアグニの理性の強さに頼るべきか
それともさっさと坊ちゃんけしかけるか・・・


「セバスチャン殿・・・」


うわぁああああ!!!!
熱い吐息だしちゃってるしいいい!!!
これはヤバイ、絶対二人きりにしちゃったらパクリといっちゃうって!
セバスチャンも他の相手なら捻り潰すくらいの抵抗はするだろうけど
普段それなりに仕事を任せられ、友人扱いしてくるアグニに襲われたら―・・・

ハァハァ


ナニもデカそうだ、デカいといえばバルドもデカそうだよね。
無理やり突っ込むのも私結構スキダヨ、エヘ★
あーでも当事者からしてみれば、ふざけんなカス!だよねー
いきなりそんなデカいのぶち込まれたら、裂けなくても他のじゃ満足出来なくなっちゃったらあら大変
そんなデカいのそうそうないんじゃー・・・って、ああそうか。
坊ちゃんで慣らすのか、そうかそうか


ハッ!こんな事考えてたら坊ちゃんに殺されry


ガシャン!


「・・・」


おや、足元に植木鉢が・・・
上を仰ぎ見まーす、どす黒いオーラを纏った坊ちゃんが見えまーす
・・・死亡フラグwwww



「 /(^O^)\ 」


「言葉を話せ言葉を!!」


ああ、ほら坊ちゃんそんな大声だすから咽ちゃってw



「坊ちゃん」


「・・・なんだ」


急に真剣な顔になった私に、坊ちゃんは真面目に見返してくれる。
そうだこんな妄想ばかりしている場合じゃない、そう・・・仕事だってまだ途中だったもんね。
一応坊ちゃんのライバル確定のアグニは、今もセバスチャン観察に夢中らしいので動くのなら私だけか・・・



「意中のアノ子をいい加減襲って下さーい!!」


「真面目に聞いた僕が馬鹿だった!!」


「馬鹿じゃないよ!大事な事だよ!!このままじゃ絶対初めてなくなっちゃうよ!?」


そう叫んだら坊ちゃんが急に無表情に…こ、怖っ!
なんていうの?ああ、あれだ


絶対零度



「ぼ、ぼっちゃーん・・・?」


「・・・アイツが?食われるだと?そんな、馬鹿な事・・・」


「せ、セバスチャン殿!私が手伝います!!」


「「・・・」」


走り去るアグニ、凝視するというより睨みつけるシエル。
ナイスだアグニ!!・・・火に油だったかな、いやでもこれで襲ってくれるならば嬉しいんだけど
このままだと鬼畜攻めになりそうだよね坊ちゃん、SMですか?



「アルカ」


「ひゃい!!」


「・・・夜、使用人達含む全員僕の部屋に近づけるな」


おぉおおおおおおおおおおお!?!?!?!
これは本日頂いちゃうって事でよろしいんですね!?
ひゃっほぉおおい!!
さてさてセバスチャンはこれでどうでるんでしょうね
うーん、命令使われちゃったら大人しく…ハァハァ

あー…一回でもヤっちゃうと色気とか増しそうだよね、そしたら他の攻めsをその気にさせやすいか。
よし赤飯を炊こう。



・・赤飯食べるのは私とメイリン、色々とごちそうさまッスwww←




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