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□私、腐敗してましてよ
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「「癒されるぅ〜」」


こんにちは、アルカです☆
やっぱ温泉はいいよね!今メイリンと温泉入ってるんだけど…
ほら何て言うの?プロポーションいい人と一緒に入りたくないっていう気持ちなんとなく分るわww
いいねその乳、私にくれよ!いやそんなにあっても私には邪魔だし肩凝るからいらないけどねw
忍びこむとき邪魔じゃない?←



「あああアルカさんっ女の人がそんなはしたないですだよぉ!!」



「へあ?そう?」


温泉の岩により掛かって両手を大きく開いてもたれて
んでもって股もガバーっと開いてるから…ああ、うん。
ごめんなさい
タオルを頭にのっけて、やっと落ち着いて温泉を堪能。
マジ気持ちいいし、身体が癒される
来るまでに酷使した(っていうより正座した)足もジワジワ〜っと染みる…くぅ



「男湯は何処だね、こっちかね」


「あばばばっアルカさん?!」


「ここは覗かないとダメだろ、ほら本来女が覗かれるだろ?そんなの不公平じゃんか…あ、セバスチャン」



なんて見えないし、いないと思うけどそう言ってみたら
予想通りメイリンが真っ赤になってぶっ倒れたw
いやあ可愛い反応だね乙女って…ってええええ!!まったメイリン風呂の中で気絶すんなよ
持ち上げられないだろぉおおおおっ誰かああああ



「セバスチャンさんどこですだかああ?!」



「いうほおっ!復活早っ」



そう叫ぶとザバリと湯から這いでて、壁にペタリと顔を押し付けている。
あーうん、引き上げなくても良くてよかった…因みにそんなとこ一生懸命覗こうとしても覗き穴自体ないから無理だよメイリン
鼻息荒く興奮しているメイリンを見て、自分も普段こんな感じなのか…萎えるなwなんて思って見てたりする。


とりあえず壁にへばりついたメイリンを宥め、なんとか現実に引き戻す。
ふう…こんなの私の仕事じゃないんだがw



「恥ずかしい所みせちゃっただよぉー」


「気にするな、俺も変態だから」


「俺?え…そうなるとワタシも変態という事だか?」


え、違うの?そうじゃない?充分変態の要素あるよね。そうだよね?
…なんだろう、気付かなかった
そうか、メイリン…







君 腐女子の才能あるんじゃry





















「さて、メイリン」


「はいっ!」


「私達の目的は?」


「萌的な展開を期待して待つよりは、攻め要員をワタシ達の手でなんとかする事!ですだ!」


いえーす!!正解DEATH☆
先生!!洗脳完了しました(*´I`*) b
腐った仲間が増えました、全国の腐女子、貴腐人の皆様どうぞ新入りをよろしくお願いしまー…・・

やっ私のせいじゃないッスよ!?
そもそもメイリンにその腐道への才能というか、素質があったからでしてー



「ふふ腐腐、とりあえず徐々に攻めていくとするか」


「ラジャーですだ!師匠!!」


「一緒に頑張ろうねメイリン☆いつかはセバスチャンの啼かされる所除き見しようね?」



きゅるるん☆なんて気持ち悪い擬音がつきそうな感じに、目を輝かせて馬鹿乙女っぽいポーズを取ってみる
ああ、顔はいいんだよ私。
平凡顔だけど決してブスではないからなっうはははは

よしとりあえずこれでセバスチャンに対し、私一人という孤独からは抜け出せた。
だが油断するな、あの受け子は悪魔人間ジャナイヨ?
攻めて攻めて攻め抜いて、たまに引いて油断したらググッとイっちゃおう!!
とりあえずその時までに、攻め要員達の教育を頑張らねば

セバスチャンはあれだよ、ノンケもタチにかえちゃう子だからいける全然いける。
ただフラグを潰されまくるから、私達はそれを回避しなければならない

手強い、が・・・ 


ヤり遂げた時はきっとその苦労した分だけ、幸せになれるというものだよね。


いざゆっかーん☆









「っ」


「…セバスチャン?どうかしたのか?」


「い、いえ…なんでもありません」


ゾクリとした寒気に、セバスチャンは嫌な予感がしてならなかった。
だがそんな様子をシエルに見せる訳にもいかず、ただ平然を装うしか出来なかった。








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