恋の歌10


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恋に落ちた瞬間
大学を卒業した阿部と三橋は、東京でカフェを切り盛りしながら生計を立てている。

いつもの時間
この冷たい目には覚えがある。三橋と阿部の男同士の恋愛を、非難する者が向ける目だ。

その笑顔に
西浦高校野球部には、3つの恋物語があった。

泣きたいくらいの優しさ
誰に恨まれても、敵に回しても、絶対に別れられない。

笑っちゃうね
それは阿部と三橋を叩きのめすには、充分だった。

繋いだ手、伝わる想い
阿部は三橋の右手に自分の左手を重ねた。バッテリーを組んでいた頃にはよくしていたことだ。

幸せってこういうことかな?
つらい出来事を経験した後、当たり前のことがすごく幸せだと思う。

ずぅっと一緒
親に会うのも最後のつもりだから、喧嘩で終わりたくない。

のんびりと
いつかわかってもらえるのだろうか?みんなが幸せになれるのだろうか?

だいすきっ!
問題はたくさんある。でも2人で一緒に乗り越えていこう。



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