STORY
□デート (学パロ注意)
1ページ/1ページ
*学パロ注意です!といってもそこまで学園ものじゃないけれども。
*相変わらずの乱文です。昔から全く成長してません(笑)
*ルビーとサファイアの口調がおかしい。とくにルビーのしゃべり方がわからないorz
こんなのでもよろしければどうぞ。
責任は当社では取りかねます。
あと1分。
そうすればこの退屈な時間も終わりを迎える。
…3,2,1
キーンコーンカーンコーンー
私たちはお決まりの言葉を述べて、この空間から先生を追い出した。
後に残るのは、1日の疲れと今日も平和だったことへの安堵。
ふーっというため息とともにサファイアは机に突っ伏した。
「や、やっと終わったったい…
もう眠てしまうかと思ったち。
あとはもう、帰るだけやね」
「何言ってるの、サファイア。
今日はボクとデートの約束でしょ?
人との約束を破っちゃ駄目だよー」
ひょこっと顔を出したのは幼馴染のルビー。
そんな約束をいつしたのか、と思うと同時に、何であんたなんかと"でーと"!?と思う。
「なんであんたなんかと"でーと"しないかんとね!!そんな約束、あたしがするわけなかっ!!」
「Really!? この前のこと、サファイアはもう忘れちゃったのかい?
ほら、言ったじゃないか、美味しいカフェ見つけたから一緒に食べに行こうって。
キミも僕のおごりだって言って楽しみにしてたよね。」
あー…とサファイアは口を濁した。そんなことがあったかもしれない、いや、あった。
帰り道、楽しそうに話してる彼が思い出される。
「そうやったね、確かにそうやったとよ。でもこーゆーのを"でーと"とは言わんと!"でーと"は好いとるもん同士ですることったい!!」
サファイアはずずぃっとルビーに顔を近づけて、熱弁した。
ルビーは最初は驚いたようだったが、次第に顔をほころばせていった。
「いや、これはデートだよ。」
「やけん違うって言っとるやろ!!"でーと"は…」
「デートは好きな人同士で行くもの、だよね?
だったら、ボクらもじゃないか。
ボクはサファイアのことが好きだし、サファイアもボクのことが好き、そうでしょ?」
「な、なんば言いよっと!?誰があんたのことを好きなn」
「じゃあサファイアはボクのこと嫌いなのかい?」
ルビーは少しさびしそうな、でも口元に笑みを浮かべながら言った。
「そ、そんなことなか!
あ、あたしはあんたのことが好き!!あたしの方があんたよりずっとずっと好きったい!!」
はぁ、はぁ、とサファイアの荒い息だけが2人だけの空間に響いた。
一気にまくし立てたせいなのか、その内容のせいなのか、サファイアの顔は赤かった。
ルビーは予想外だったのか(いや、大体の予想はついていたのだろうが)つかの間呆然としていた。
そして彼の顔も見る見るうちに朱に染まってしまった。
「A, Amazing! え、あ、大胆な告白だね、サファイア、ハハ。…でも嬉しいよ、ありがとう。」
いつもの流暢な物言いとは反対に、ルビーは歯切れが悪かった。
いつも余裕ぶっている彼が、めずらしく照れている。
そんな彼を、サファイアは少しからかってみた。
「あんた、もう一回ちゃんと言わんね!あたしはちゃんと言ったとよ。」
もう一度ちゃんといってほしくて。
あなたに、キミのことが好きだって。
すぅっと息を吸う音が聞こえて、紅の瞳がサファイアを捉えた。
もうこの瞳からは逃れられない、とサファイアは思った。
いや、この瞳以上に気高く、そして美しいものはない、そう思う。
ずっとこの瞳を見てきた。そしてこれからも瞳を見続けたい、離したくない、とルビーは思った。
この瞳よりも澄んでいて、そして煌きを放つものはない、と思う。
「ボクは、サファイア、キミを世界で一番愛しているよ。」
そしてどちらかともなく手をつないだ。
さぁ、デートに行こうか。
好き同士のキミとボクで。
------------------------------------------------------------------------------------
え、最後のセリフってタ○チじゃね…
つか学パロ関係ねーし。
デートも実際あんまり関係なくなってるし。
おいおいおい…