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短い作品置き場。
◆あえて効果音?をちぐはぐに 

君が愛した花
はらり、風に揺れた
長くなった髪
ふわり、涙を誘った
君のいた部屋
ぽろり、溢れおちた
二人分の生活
ほろり、消えてった

2013/11/08(Fri) 16:05 

◆私の回りで起きた、友情→恋愛→友情 

大切な人たちが幸せそうに、照れくさそうに笑うのを、ずっと見ていたいだけ。
うちひしがれて、辛そうにしているのを見ていたくないだけ。
ぜんぶ、ぜんぶ、私のエゴ。
優しさなんかじゃない、綺麗でもなんでもない、私のエゴ。

深い詮索は私自身、求めていないけれど。
あなたの隣を歩く人が、また、変わったね。
どこか二人の世界をもって、離れてしまったようで。
いつのまにか付き合っていて、知ったときには何もなかったみたいな顔して笑ってて。
寂しかったときも束の間。
どれほど完璧な幸福を願っていただろうか。
手を繋いで、離して。
嬉しそうに微笑んで、辛そうに俯いて。
あなたの視野から外れた、あなたの真後ろで背中を見守っていた日々も、今日でまた生まれ変わるのね。

この二人こそ永遠だと信じていたのは、
きっと私がそれほど綺麗な愛がまだこの世界にあると信じたかったから。

パズルのピースを手にとって、嵌めて、正解を探して。
完成を求めて、ずっと誰かを探してるみたい。
嘘でもなんでもない、ただの本当の愛を探してるみたい。

寂しさは募る。
私は、ただ幸せしか祈れない。
私を回す誰かの世界。
そのたくさんの世界の片隅で、なるだけ静かに息をしていたい。
だからどうか、幸せであってほしい。
とてもとても中心には程遠いところで世界を回っている私に、私が知らない世界で生きているあなたの心は、ほら、こんなにも遠い。

あなたを軸に回る世界で、
敵もたくさん居るでしょう。
でも味方も同じくらい居るでしょう。
100%合う人なんていないと思う。
だって自分自身ですら100%愛せない。
好きは嬉しい、嫌いは辛い。
でも無関心が何よりも恐ろしい。
だって、存在にすら触れられてない。
そんな不透明な世界でも、
誰かに愛されて、誰かを愛したい。
だから、人は恋をする。
そんな誰かを見つけるために。

2013/09/30(Mon) 17:10 

◆螢 

ふたり
ほとり
ぽたり
ほたる
ふわり
ふわり
ぽとり

はかないいのち
きえてくひかり
おちゆくほたる
いのちのおわり


夜。きれいな小川で二人、ホタルを眺めた恋人たち。
またたく光のそのまばゆさが消えたとき、
そっと繋いでいた手を無意識にぎゅっと握りしめて、
息を飲んで、互いの存在を確かめた。

2013/09/26(Thu) 18:07 

◆純愛→自己犠牲→残された人 

君が"別れよう"と言うから、僕は"付き合おう"と言った。
君が"嫌いだ"と言うから、僕は"好きだ"と言った。
君が"ばぁか"って言うから、僕も"ばぁか"って言った。


ごめんなさい、
(あなたからの愛を、あなたへの愛を、裏切ってしまう)


燻りは止まない。
もどかしさを残したまま、
私の世界は再び、白黒に染まる。
君という彩度と明度が欠けたこの心と瞳を抱いて、
私は溺れぬよう、息をした。

2013/09/11(Wed) 05:58 

◆最近まぁまぁ長い作品が続いて... 

声をあげて泣いた。
誰にも聞こえぬ叫びだった。
激情だけが溢れかえる。
胸の苦しさだけが募る。
何を叫べばいいのだろう。
何と叫べばいいのだろう。
君を愛していたんだ。
傍に居られたらなと想った。
願いは届かない。
気持ちは口から溢れ出そうとするばかりで、口許を覆う癖もできてしまった。
この気持ちにさよならは言わない。
蓋もできない。
好きでたまらない。
お幸せになんて言えない。
あなたの笑顔なのにみたくない。
初恋は、何よりも美しい私のプラトニックな永遠の愛として。
走馬灯として最後に流れる一番の青春となるはずだ。
さよならばいばい君へ届く予定だった愛よ。
サヨナラバイバイ私の実らないはじめての恋よ。
もう、君との幸せは望めないね。
(私と結ばれてほしかった。)
(あなたはあの人が好きといった。)
(私は笑った。)
(応援するよと、笑っていた。)
(バカだなと思った。)
(本当にバカだと、思った。)


あなたが好きといったから、私も好きになれたのに。

2013/09/08(Sun) 14:31 

◆最近、数字絡ませるのが好きです。 

"はなれないで"の六文字も、醜く見えて仕方なくて、
"あいしてる"の五文字も、軽薄に見えて気持ち悪くて、
"さよなら"の四文字も、言える勇気のない私にはもったいないほど凜として、
"またね"の三文字も、嘘つきだと疑ってしまえば約束もなにもそれまでで、
"好き"の二文字も、良くも悪くも今までの世界を壊してしまうなら怖くて、
" "の一文字が、言い表せない私の心の中に氾濫して溢れる言葉の海のすべてを表している。

2013/09/06(Fri) 07:18 

◆読むリズムが好きなだけです、はい。 

一枚岩の頂で、君を殺した夢を見た。

2013/09/05(Thu) 07:36 

◆うーむ、毎度ながら微妙なでき...。 

嗚咽は殺して、吸い上げる肌と共に思い出へと火葬。
手の甲にしがみついたらその時は、涙とキスをして暗闇に抱かれて。

2013/09/04(Wed) 17:49 

◆テスト爆発しろ← 

実らない思いを
秘めているからこそ、
誰しもが息をのみ。
触れることさえためらうほどに
神聖な空気を纏って。
睫毛が頬に影をさすほどに、俯き。
想いを告げられないことへの苦しみ、
ずっと傍に居て見つめてきていたのに気づいてもらえず当たり前とされる寂しさ、
口をつぐむことで隣に立てる嬉しさと切なさ、
愛しさに恋しさ、
そして紡がれる胸が苦しくなるほどの思いの丈をはらませて、
相手が大切でたまらないと、
綺麗に微笑む。
美しかった。
自己犠牲の先にあるたった一人の幸せを心から願い祈る、
その生き様が。
守りたかった。
報われずに誰かを愛し続ける一途な君の想いを、健気に一人生きていこうとする君を。
抱き締めたい、好きでたまらない。
君に愛される誰かが、妬ましい。
それでも君を好きになったのは、
君という存在の綺麗すぎる絶望と
不毛な恋の先にある美しすぎる永遠とされる絵画のような微笑みが
きっかけなのだから、
僕もなかなかに、救われないね。




そのうち、リメイクしたい。
なぜ愛し合ってる幸せな恋愛のお話が書けないんだろう...。

2013/09/03(Tue) 22:21 

◆しばらく更新できなさそうなので...。 

あの日かけた言葉がどれだけ変わっていたら、
今あるこの運命を変えられましたか。
一文字、一言、一叫び、一応対。
もし少しでも違っていたら、
君の隣で笑えただろうか。


あまりにもきれいな愛だった。
『あなたが離れていってしまう夢を見るたび、
怖くて不安でたまらない。
ねぇ、お願い。離れないって言って。ずっと一緒だって。
あなたがいないいつかなんて、望んでない。』
君はそう言ってたね。
比べるものなどないほど美しすぎる恋でした。
『お前に拒まれたら、たぶん俺本当に、
生きられなくなるよ。
もう、お前を遠くから見つめて、
誰かのもとで幸せになるのなんて、祈れないんだ。』
あなたはそう言ってたわ。


僕らが好きと紡いだら、僕らは結ばれますか。


やまない拍手の向こう側、舞台袖の涙雨。


抱き締める腕に力を込めた。
折れてしまえ、俺から離れていかないようになってしまえ。
そう願わずにはいられない。
でも嫌われたくないから、
俺はまた君の苦しいよの言葉に、
悪いって言って腕の力を弱めるんだ。


それでも君は笑うから。
拒むように、隠すように。
僕らは触れられない。
君が、許してくれないから。

2013/08/28(Wed) 21:09 

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