短い夢の世界へ…
□恋のABO
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昼ごろ。
新八と神楽と定春はどっかに出かけてしまい、俺と銀時の二人っきりになってしまい、かなりヤバい状態にいるんだけど!!
どうしてくれんだよ!!なんで、出かけるの!!
俺も一緒に連れてってくれよ!!
なんで、こんな奴と二人っきりにされなきゃいけねぇんだよ!!
泣きたくて仕方ないわ!!
え?どこがやばいって?
だってよ、二人と一匹が出かけたから、メッチャ重い空気が部屋の中を漂ってるわけよ!!
いやだよ、こんな思いしながら、午後を過ごすの!!
いっそのこと、「奴を殺してもいいかな?」って、言いたいぐらいだわ!!
もういいや。怒るのがめんどくさくなってきた…。
銀時のジャンプでも勝手に読んどこ…。
俺はソファから立ち上がり、銀時のジャンプをとり、また座った。
銀「Σあぁ!!なんで、俺のジャンプ取んだよ!!」
向かい側のソファに座っている銀時が怒り始めた。
雄「別にいいだろうが。あんなとこにおいてる方が悪いんだからよ。つか、お前、何読んでんのι」
銀「何って言われても…。」
銀時が持っていた本はなぜか、「血液型で知る相性占い」の本だった。
雄「なんで、俺の本持ってんだよ!!」
俺は立ち上がった。
銀「え、これ、お前のなの?いや、だって、これ、そこの机の上に置いてあったぜ?」
銀時は近くの机を指差した。
雄「それは俺が置いたの!!」
銀「てか、お前もこういうの読むんだな。」
雄「読んで悪いか!!」
銀「だって、これ、女子が読むもんだろ?」
雄「Σうっ…///俺も一応女だ!!」
銀「そういえばそうだったな。」
雄「てめぇ……。」
銀「そういえば、お前、何型だっけ?」
雄「Σ話をそらすな!!確か、B型じゃなかったっけな?」
銀「Σいや、答えるのかよ!!まぁ、いいけどよ…。」