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□私の朝
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自転車をこぐ君の
背中と首筋を
見つめながら坂道を下る

君の肩にのせたままの
私の手
離したくなかった
終わりたくなかった


…今日が最後かも
もう二度とないかも
そう思ったら
ぎゅっと 胸 痛かった


どこまでも このまま
君となら行けるのに
なぜ さよならはあるの
どこまでも このまま
ゆらり揺られて
眠らないで
夜を超えて
君と 朝を 迎えたい



笑えるのは君がいるから
幸せも
君がいないのならば
望んだりしないわ

どこまでも このまま
遠くへと 連れ去って
もう 戻れなくていいの
どこまでも このまま
ゆらり揺られて
指 絡めて
肩 寄せ合って
君と 朝を 迎えたい



この世界に
夜明けが来なくても
人の心に
夜明けが来なくても
私には来るの
君がいるだけで



どこまでも このまま
ゆらり揺られて
眠らないで
夜を超えて
君と 朝を…

どこまでも このまま
ゆらり揺られて
指 絡めて
肩 寄せ合って
君と 朝を 迎えたい

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