桜井良捏造妹Series

□ボクの妹が〜Series3〜面白い事『夜の出来事』
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『とりあえずさ、窓開けてくんね?』

『は?』

カーテンを開けると青峰サンが立っていた。

僕は慌てて電話を切ると、青峰サンを部屋に入れた。

「ああ寒ぃ寒ぃー」
「あ…青峰さん、ここ二階ですよ!」

「意外にスッと行けた」

「あっ…!
ちょっと」

青峰サンは僕の頬を撫でた。

「っ…!」

僕はひんやりした青峰サンの大きな手首を両手で掴む。

「良、顔伏せて何思いっきり目瞑ってんだ?
顔上げろよ、
良…」

理由は分からない。
僕は青峰サンに言われると何故かその通りに従ってしまうのだ。

「青峰サン…」

「良…」

2人の距離が近づく。

が、あと数ミリと言う所で青峰サンの顔が離れた。

「良が嫌じゃねぇなら、
俺は毎日お前とキスしてぇよ」

「その、スイマセン!
本当にスイマセン!

僕っ…!」

「嫌か?
ま、そうだよな!
普通は女がいいよな!」

「違うんです
…僕、ドキドキしてるんです


…ほら」

僕は青峰サンの手を取ると僕の左胸に当てた。
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