桐皇学園妄想部☆
□お花見 ※R15
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皆さん、こんばんは。桜井良です。
今日は、青峰サンと一緒に夜桜を見に来ています。
青峰サンは、桜を見ながら「綺麗だな」と一言言ったきり、桜の話はせず、ずっとバスケの話をしていて…なんだか、青峰サンらしいな、なんて思っている所です。
ちょうど、話が途切れた頃でした。
「良〜!腹減った!弁当は?」
突然、いつもの調子で空腹だと、青峰サンに言われました。
「スイマセン!青峰サンの空腹に気付かなくて、気付けなくて本当にスイマセン!!」
「あ″?俺の腹が勝手に減っただけだろ、気にすんな」
「はい!スイマセン!」
「いちいち謝ってんじゃねぇよ。
まぁ、そこが可愛いんだけどよ…」
「え//あの…今」
一々謝るな、けど、そこが可愛い、なんて…昨日も言われたけど、やっぱり照れくさくて…//
ボクは、動揺しながらもお弁当を青峰サンに渡しました。