悪魔の遊び歌
□君は僕だけのdoll
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君は僕だけのdoll
僕だけの人形
可愛らしいお人形さん
君はまるで
可愛らしいお人形
僕は君が大好きさ
愛してる
君はとても可愛らしい
大きなブルーサファイアのような瞳
華奢な細い手足
白く透き通るような肌
まるで割れ物のよう
僕が触れたら
壊れてしまいそうだ
クスクス
本当に可愛らしい
僕の愛しいdoll
僕のお気に入りのdoll
僕は
こんなにも君を
愛しいんでいるのに
どうして君は
僕を見てくれない?
君の
ブルーサファイアの瞳に
僕の姿を映しておくれ
なぜだ?
なぜ
君は僕を見ない?
なぜ僕を嫌う?
僕は
君のためになら
なんだってしてあげるのに
なぜ君は
僕を拒む?
なぜ拒否する?
あぁ・・・
君は僕をここまでに
イラつかせるのか
こんなに愛しいのに・・・
あぁ・・・
君が憎いよ
なぜだ
どうしてだ?
憎い憎い憎い憎い憎い
憎い憎い憎い憎い憎い
憎い憎い憎い憎い憎い
そうだ
ならば君を
僕だけのモノにしてしまおう
僕しか
見えなくしてあげる
僕は
愛しい彼女を捕まえた
さぁ
綺麗にしよう
お着替えしようよ
真っ白なドレスを着せて
綺麗にお化粧して
そうだ
君が僕から
逃げないように
繋ぐ鎖が必要だね
僕は彼女に
綺麗に装飾された
首輪をかけ
鎖で繋いだ
そうだ
君が逃げ出せないように
檻も必要だね
僕は彼女を
金でできた
輝く鳥籠に閉じ込めた
うわぁお
なんて
可愛らしいんだろう
装飾された君は
とても可愛らしいよ
けれど
君はまだ
僕をその瞳に
映してくれない
そうか
君は僕が嫌いか
だったら・・・
君を殺して
僕だけのモノにする
僕だけのdollにするよ
僕は彼女に与えた
すべての装飾品を
その体から剥ぎ取った
彼女の
白く透き通るような肌を
刃で切りつけると
真っ赤な血が
彼女の肌を流れた
彼女の真っ白な肌には
真っ赤な血がよく映える
滴り落ちる鮮血
僕の顔を濡らす
生暖かい彼女の血
僕の体に降り注ぐ
先ほどまで
彼女の体を巡っていた
血液
あぁ・・・あ
僕は今
彼女に包まれているんだ
そう思うと
嬉しくて堪らない
自然と笑みが
浮かんでくる
アハハハ
死んじゃったよ
僕の愛しい
my doll
まぁ
別にかまわないさ
新しいお人形を
探せばいいんだから
こうやって愛しいモノを
グチャグチャに
してやるのが堪らない
とても啜られるよ
さぁ
今宵も
新しい
僕の愛しいお人形を
探しに行こう・・・
僕が立ち去った後には
真っ赤なドレスに
つつまれた
彼の愛し愛したdollの
無残な姿があった
手足をもがれ
切り刻まれた
doll
真っ赤な血だまりの中に倒れていた
クスクスクス
僕だけの新しい
my doll
見ぃ〜つけた♪
アハハハ!!
ハハハハ!!
ハハハ!!
クスクスクス・・・・