poem all

□白線
1ページ/2ページ




白線




恐い、怖いんだ




それを越えたその後が




どうなっているのか




どうなっていくのか





知りたいけれど知りたくない





だから、拒否をする。





本当は、素直に受け入れたいのに




ずっとそうしてたら、




いつからか、わからなくなった




好きと嫌いの境界線





人それぞれだとは思うけれど




わたしがどこに引いてたのかわからなくなった





運動場に引く石灰の白線のように





踏まれて、雨に流されて





薄れていって、いつか消えてなくなった
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ