頼れる姉貴は副船長!! U
□第46話
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海軍本部――――正午――
「処刑3時間前です。罪人を処刑台へ送ります!!」
「――――……」
「…ちっ、罪人はまだ起きていないのか。仕方ない、そのまま連れて来い」
「はっ!」
「緊張を解くな!!!何が起きてもあと3時間!!そこで全てが終わる!!!」
「…オヤジ、」
「あァ、分かってる……準備はいいか、お前等!」
「「「「オオオオオオ!!」」」」
『……そろそろか?』
『…そうだね、僕達も準備しとかなきゃ』
『早く主に会いたいねー』
「俺とキイチは姉弟だぞ。あとエースも」
「「「「はぁあああ!?」」」」
「あー、早く会いてぇなー」
それぞれの想いを抱き、それぞれが同じ場所へと向かっている時……処刑台にセンゴクが現れた。処刑台に居るキイチは未だ目を閉じたままで、処刑人に錠を掴まれて無理矢理座らされている状態である。
「――…諸君らに、話しておく事がある」
話し始めたのは、キイチの父親の名。母の名。キイチの出生。"白ひげ"がキイチを守っていたこと。海軍の者達にも、その映像を見ていたシャボンディ諸島の者達にも大きな衝撃が走る。
センゴクが話し始めて数刻――、マリンフォード沖に"白ひげ"傘下の海賊団が大群で現れた。しかしまだ衝撃は収まることはなく、その直後に湾内の海底に4つの影が揺らめく。海軍側が息を呑んだ。
「まさか…!!」
――ザパァン!!!
「うわァアアア!!!」
「モビーディック号が来たァ〜〜〜!!!!」
激しく水飛沫を上げて出てきたのはモビーディック号。そして3隻の白ひげ海賊団の船が現れる。センゴクの眉間に深い皺が刻まれる。
「"白ひげ"……!!!」
「グラララ…何十年ぶりだ?センゴク。
俺の愛する娘は無事なんだろうな………!!!!」
僅かに動いた瞼
(……………お、や……じ……?)
*・*・*・*・*
もどかしいくらい話が進まん^q^
そしてやはり短い。もう百発くらい殴られても文句は言いません←
申し訳ない…次、次こそは話が進展するはずだから!多分…
何がしたかったんだろうね、この話。とりあえず書きたかった(^ω^)
今後この時の話が重要になるなんてことがある……かもしれなくもないかもしれない(どっちだ)
次回は話飛ぶよ!一巻分くらい話飛ぶよ!!覚悟しといてね!!(`・ω・´)