頼れる姉貴は副船長!!
□第31話
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「えーと、改めまして…キイチだ。よろしく」
「…………」
「おいこら何黙ってんだロロノア」
「……さっきの話……」
「あ?さっきの話?…ミホークの話か?」
「…おう」
俺の目の前にいるのは、緑の頭にこれまた同じく緑の腹巻。そして腰には3本の刀。ロロノア・ゾロか…やっぱミホークに聞いてた通りの奴だな。ふむ、殺気は一人前のようだが………
「…剣士としてはまだ足りないな、お前」
「(カチン)…あぁ?んだとテメェ」
「確かに殺気は強いがまだ足りない。何なら、俺と手合わせでもしてみるか?」
「…上等だ。テメェみたいなほっそいガキ、5分もいらねぇな」
「…へぇ?」
―ゴォッ!
「「!!!?」」
「…なら、俺は2分だ。お前みたいなクソガキなら2分もいらねぇ」
「なっ……!?」
「悪いが、戦いにあんまり時間は使いたくない主義なんでな。さっさと終わらせるぞ」
俺をガキって言った事、後悔させてやるよ。
そう言ってから木刀を抜いた。
1分程経過したころ、ゾロはメリー号の甲板に伏していた。
「……まじかよ、」
「あのゾロが……」
「マジで2分もかからずに負けちまった…」
「にししっ!キイチは強いからなー!」
「強いってもんじゃねぇだろ!?」
「てか速すぎて全然見えなかったし…」
「しかも殺気がすっげぇピリピリしてたな…」
「すげぇな……キイチってのは…」
クルー達が感心していると、悔しそうに顔を歪めたゾロと少し楽しそうなキイチが歩いてきた。
「…ん、まあまあだったな。もう少し背中と足に気を付けろ」
「…ふん」
「ロロノア、俺みたいなほっそいガキに負けた感想はどうだ?」
「うっせえ!!」
「ふふ。ま、その辺にいる雑魚共よりは楽しかったぞ」
「――……ちっ」
「キイチー!」
「はいはい」
「キイチーvV」
「黙ってろエース」
「この俺とルフィの差は一体何!?」
「全て」
「まさかの存在否定!?」
ガーン!とショックを受けているエースを置いてルフィの方にすたすたと歩いていくキイチ。ルフィは近くまできたキイチに勢いよく抱きついた。
「やっぱりキイチは強えなー!」
「弱かったら白ひげの副船長なんかなれないだろう」
「だから俺の船に乗れよ!!」
「どういう話の流れでそうなったんだ。だからって何だ」
「…っていうかルフィ…」
「ん?」
くるりと振り返ったルフィの、ウソップはおそるおそる聞いた。
「お前って……お、男が好きなのか?」
「は?」
・・・・・・
沈黙。
「…ルフィ、俺のことクルー達にちゃんと言ったか?」
「いや、何も言ってねぇぞ?」
「あー…、じゃあ分からないだろうな」
苦笑したキイチはクルー達に振り返り、気まずそうに口を開いた。
「えと……またまた改めまして、ルフィの姉のキイチだ。よろしく」
「「「「…え」」」」
「弟がいつも世話になってる」
「「「「……え゛」」」」
「こんな弟だから色々迷惑かけるだろうがよろしく頼む」
「「「「あ、姉ェエエエエエエエ!!?」」」」
その日、メリー号でルフィ以外のクルー達の絶叫が響いたとか。
マジですか!
(超大マジです)
(あ、アイツ女だったのか!?)
(自分の事俺って言ってるから男だと思ってた…)
(だからあんなに細かったのか…)
(そこらの男よりも全然かっこいいのに…!?)
(お、俺が女性だと気づかなかっただなんて…!)
(ルフィさんの家族の方って色んな意味で凄いわ…)
(にししっ!キイチが女だってすぐに気づく奴はいねぇもんな!)
(確かに。シャンクスですら最初は気づかなかったし)
(フーシャ村の時に最初に気づいたのはベンだったしな)
*・*・*・*・*
はい、
…はい。
……さーせんっしたぁああ!!(スライディング土下座)
何かよく分からない状況になってきた(汗)…ビビってこの時いたっけ。つーか今回エースの扱いが酷い←
自分で書いててよく分からなくなってきててもうこれ強制終了させた感じだし!
うーん、こんなので大丈夫だろうか…。この辺りの漫画持ってないからよく分かんないんだよなー…(´・ω・`)早くこの辺りも買いたい…。
というかホントにキャラが掴めてない気がする。エースもルフィもキイチも(←え)
今更だけどヒロインはこんな感じで大丈夫かな…。何か不安になってきたぞ!(汗)
しかも50億って。初期金額の5億からいきなり上げすぎたかな……まぁ、白ひげ海賊団に入ってから物凄く頑張ったって事にしとこう。うん。
めちゃくちゃ過ぎる設定ですみません。
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