頼れる姉貴は副船長!!
□第27話
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「もぐもぐもぐ…」
「えーと、次の島は…」
エースが昼食(と言う名の食べ物の山)を食べている間、俺は海図を眺めて次に行く島の位置や情報などを確認していた。
「そういえばティーチについても情報を集めなきゃいけないな…」
「もぐもぐ……」
「おいエース、これを食ったら情報収集に…」
「グガーーーーーー」
「………」
…ガンッ
「あだぁ!!」
「人の話はちゃんと聞けって昔から言ってるだろうが」
「〜っ…だってよー…」
「だってもクソもない。船に戻すぞ」
「…っ!!それは嫌だ!!」
「だったら話を聞け。この後についてだが、昼飯を食ったあとは一旦別れてティーチについて情報収集をするぞ」
「ん、」
「間違っても食い逃げとかすんなよ。後が面倒臭いからな」
「…ん、」
「情報が集まらなくてもいいからとりあえず夕方の6時にまたココに集合だ。分かったな?」
「おう!」
「んじゃ、また後でな」
そして数時間後―…
「(まだ情報が少ないな…)」
あまり集まらなかったティーチの情報に舌打ちをした。
「(アイツもまだ有名じゃないのか…)」
まだティーチが白ひげ海賊団を抜けてからそんなに経っていない。そのせいかあまり情報が集まらなかった。
「(…とりあえずホテルに行くか……)」
エースのところに少しでも情報があることを願いつつ、俺はホテルへと向かった。
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「…あぁ?今何て言った?」
「ですから、最近火拳のエースと烏のキイチがこの辺りの海域にいるという情報が入ったんですよ」
「火拳と烏?アイツらは白ひげのとこにいるんじゃねぇのか?」
「いえ。それが最近黒ひげを追っているらしいですよ」
「黒ひげ…?」
「はい……確か、白ひげを裏切った海賊で…」
「それをアイツらが追ってるってわけか…」
「えぇ…」
「どこだ」
「へ?」
「火拳と烏はどこにいるって聞いてんだよ!」
「ひぃっ!え、えぇと…確かこの辺りの島という情報が……」
「…案外近ぇな、」
「えぇっ!?ちょっ、大佐!何処へ!?」
「さっさとこの仕事終わらせるぞ」
「えええええ!?さっきまでやる気出ないって言ってたじゃないですか!!」
「気が変わった」
「早くないですか!?ってちょっと待ってくださいよ大佐ぁああああ!!」
「遅ぇ。早くしろトロ女」
「だって大佐ビローアバイク乗ってるじゃないですかぁああああああ!!」
「「「「(不敏だ……;)」」」」
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「…………」
「おーい、何ぼんやりしてんだァ?」
「…んあ?…いや、何でもねぇよ」
「?そっちの方に何かあんのかー?」
「…何もねぇよ」
「………――」
「……?どした」
「いや、何か…あっちに俺の大切なヤツがいる気がした!」
「……奇遇だな。俺も、最高の好敵手が向こうにいる気がする」
「にししっ!会えるといいなぁ!」
「……あぁ、」
「二人とも!そろそろ着くわよ!」
「おぉっ!」
「…分かった」
各々の行き先
(……エース)
(……はい)
(ちゃんと言ったよな、俺)
(………はい)
(食い逃げだぁあああ!)
(マジで船に戻すぞ馬鹿エースぅうう!)
(それだけは勘弁してぇえええええ!)
*・*・*・*・*
はい………すいません。
何がって…全然進まない上に話がよく分かんなくなってきてる事がですよ。
しかもまだ書いてもないのに間違って公開してるし……っ(泣)
本当にご迷惑をおかけしましたm(__)m
さて、これからですが………すいません。この後は色々とハショります。そんでもって次回は結構話が飛びます。