頼れる姉貴は副船長!!
□第5話
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「キイチーVv会いたかったぜー!!」
「はーなーせー!!!!」
「キイチを離せシャンクスぅぅう!!!!」
「何で捕まってるキイチよりエースの方が必死なんだよ」
「シャンクスに俺のキイチが汚される!!」
「エースのじゃねェ!!キイチは俺のだ!!」
「………熱い……」
今の状況を説明すると――…
シャンクスの膝の上にキイチが乗って、それを引き剥がそうとエースが前からキイチに抱きついている。
ようするにキイチは今エースとシャンクスにサンドイッチされてる状態。熱い。
「キイチは俺んだ!!」
「シャンクスはおっさんじゃねーか!!」
「俺とキイチのこの歳の差がちょっと危ない感じがいいだろ!!!」
「んなワケあるか!!キイチは俺みたいに若い奴の方が良いんだよ!!!!」
「お前ら姉弟じゃねーか!!」
「姉弟なんか関係あるか!!むしろおいしいだろ!!近親相姦万歳!!!」
「大声で何言ってんだエース!!!!」
バンッ
「待って下さい!!!」
この大喧騒の中現れたのはセツ。(一応これでも特攻隊副隊長のため、シャンクスの覇気で倒れなかった)
「……セツ、何しに来た?」
「姉さんは……姉さんは……………………………………………………………………………姉さんは俺の嫁です!!!」
「セツぅぅう!!頼むからこれ以上話をややこしくするなああああ!!!」
ギャーギャーギャーギャー
最終的にはセツも加わり、一層騒がしくなったモビーの甲板。
「……、………!!」
「!!………、…!!」
「………!!!!」
「…、……!!?……」
「!!!………、…」
「………!!…!!!!」
「………………うあああ!!!面倒くせェェェ!!!!『海流帰還(カイリュウキカン)』!!!」
「「「!!!?」」」
ザッパーン!!!!
いきなりキイチの周りに海水が上がってきたかと思うと、海水がエース・シャンクス・セツを包んで海へ引きずり込んでいった。
「「エース隊長ぉぉお!!!」」
「「セツ副隊長ぉぉお!!」」
「「お頭ああああ!!!」」
クルー達が慌てる中、キイチだけは冷静にしていた。
「お前らあのアホ共助けんなよ。特にエース」
「狽「や、エース隊長は能力者でしょ!!」
≡≡≡≡≡≡
「………んで、お前ら何か言う事は?」
「「「すいませんでした」」」
何とか救出された3人は甲板で正座をしていた。そして3人の頭の上には大きなたんこぶが一つずつ。
「ったく、こんな事になるだろうから止めとけって言ったろ」
「ベン〜……」
「ベンも大変だな……こんなのがお頭だなんて」
「ああ、船でも同じような事を言われた」
キイチの言葉にベンは溜め息をついた。
「悪いなキイチ、毎回毎回うちのお頭が」
「……まぁ、たまには良いだろ……」
そう言ってキイチは大きな溜め息をついた。そして大きく息を吸って――…
「野郎共!!!宴だァ!!!赤髪から酒をたんまり貰ってんだ!!好きなだけ飲みなァ!!!」
『「「うおおおぉぉー!!!!」」』
たまにはこんな日も
(まぁ良いよな)
(?どしたキイチ?)
(ん、何でもない)
((キイチー!!こっちに来いよ!!))
(姉さーん!!こちらにどうぞー!!)
(……はぁ)
(お前も大変だな…)
(…まぁな…)
*・*・*・*・*
シャンクス出してみた!!
けどよく分からん……orz
てかオヤジがあんまり出ない……!!
うぬぅ、小説って難しい……
キイチはシャンクスの事嫌いじゃないです。むしろ好きな方です。ルフィを助けたから。
シャンクスはキイチが大好きで、ベンはキイチを娘みたいに思ってる感じ。
過去編もいつか書かないとなー
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