頼れる姉貴は副船長!!

□第5話
2ページ/2ページ





「キイチーVv会いたかったぜー!!」


「はーなーせー!!!!」


「キイチを離せシャンクスぅぅう!!!!」


「何で捕まってるキイチよりエースの方が必死なんだよ」


「シャンクスに俺のキイチが汚される!!」


「エースのじゃねェ!!キイチは俺のだ!!」


「………熱い……」




今の状況を説明すると――…
シャンクスの膝の上にキイチが乗って、それを引き剥がそうとエースが前からキイチに抱きついている。



ようするにキイチは今エースとシャンクスにサンドイッチされてる状態。熱い。






「キイチは俺んだ!!」


「シャンクスはおっさんじゃねーか!!」


「俺とキイチのこの歳の差がちょっと危ない感じがいいだろ!!!」


「んなワケあるか!!キイチは俺みたいに若い奴の方が良いんだよ!!!!」


「お前ら姉弟じゃねーか!!」


「姉弟なんか関係あるか!!むしろおいしいだろ!!近親相姦万歳!!!」



「大声で何言ってんだエース!!!!」







バンッ





「待って下さい!!!」







この大喧騒の中現れたのはセツ。(一応これでも特攻隊副隊長のため、シャンクスの覇気で倒れなかった)



「……セツ、何しに来た?」




「姉さんは……姉さんは……………………………………………………………………………姉さんは俺の嫁です!!!



「セツぅぅう!!頼むからこれ以上話をややこしくするなああああ!!!」





ギャーギャーギャーギャー




最終的にはセツも加わり、一層騒がしくなったモビーの甲板。








「……、………!!」


「!!………、…!!」


「………!!!!」


「…、……!!?……」


「!!!………、…」


「………!!…!!!!」





「………………うあああ!!!面倒くせェェェ!!!!『海流帰還(カイリュウキカン)』!!!」





「「「!!!?」」」




ザッパーン!!!!




いきなりキイチの周りに海水が上がってきたかと思うと、海水がエース・シャンクス・セツを包んで海へ引きずり込んでいった。




「「エース隊長ぉぉお!!!」」


「「セツ副隊長ぉぉお!!」」


「「お頭ああああ!!!」」





クルー達が慌てる中、キイチだけは冷静にしていた。




「お前らあのアホ共助けんなよ。特にエース」



「狽「や、エース隊長は能力者でしょ!!」














≡≡≡≡≡≡




「………んで、お前ら何か言う事は?」


「「「すいませんでした」」」





何とか救出された3人は甲板で正座をしていた。そして3人の頭の上には大きなたんこぶが一つずつ。




「ったく、こんな事になるだろうから止めとけって言ったろ」


「ベン〜……」


「ベンも大変だな……こんなのがお頭だなんて」


「ああ、船でも同じような事を言われた」




キイチの言葉にベンは溜め息をついた。




「悪いなキイチ、毎回毎回うちのお頭が」


「……まぁ、たまには良いだろ……」



そう言ってキイチは大きな溜め息をついた。そして大きく息を吸って――…



「野郎共!!!宴だァ!!!赤髪から酒をたんまり貰ってんだ!!好きなだけ飲みなァ!!!」



『「「うおおおぉぉー!!!!」」』














たまにはこんな日も


(まぁ良いよな)
(?どしたキイチ?)
(ん、何でもない)

((キイチー!!こっちに来いよ!!))
(姉さーん!!こちらにどうぞー!!)

(……はぁ)
(お前も大変だな…)
(…まぁな…)







*・*・*・*・*

シャンクス出してみた!!

けどよく分からん……orz

てかオヤジがあんまり出ない……!!


うぬぅ、小説って難しい……



キイチはシャンクスの事嫌いじゃないです。むしろ好きな方です。ルフィを助けたから。


シャンクスはキイチが大好きで、ベンはキイチを娘みたいに思ってる感じ。



過去編もいつか書かないとなー



感想・意見などがあれば拍手からコメントをお願いします!!修羅@のやる気が上がります!!
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ