頼れる姉貴は副船長!!

□第1話
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エースを叩き起こし、途中で合流したマルコと一緒に食堂に向かう。




「全く…いつになったら一人で起きれるようになれるのやら…」


「一生無理だろうねい」


「んだと!?」


「俺が副船長の仕事で一番忙しい朝にわざわざ起こしに行ってるんだぞ。さっさと起きろ」


「だから、キイチが俺におはようのちゅーをしてくれたら起きるって」


「あ、マルコ。今日の朝飯は何だって?」


「サッチがキイチにはフレンチトーストを作るって言ってたよい」


「よっしゃ!!」


「まさかのスルー!!??」






やった!!
サッチのフレンチトースト!!

後でサッチに礼を言っとこうかな。






「なーなーキイチー」


「何だ?」


「おはようのち「あ、ビスタ後で俺の所に書類を持ってこいよ」


「ああ、分かった」


「キイチー!!」


「…もういい加減あきらめろい、エース」


「やだ!!」


「ガキかよい……」


「キイチキイチキイチキイチー!!!!」


「うるさいぞエース」


「だーかーらー!!キイチがおはようの「おはようございます!!副船長!!」「姉さーん!!おはようございます!!」


「あぁ、おはよう」


「…………」


「ぎゃああああ!!エース隊長何するんですか!!??」


「ああああ熱ぅううっ!!!??」


「うわああああ!!!」




エースの炎から逃げるクルー達を横目に食堂のドアを開けた。














「はよ、キイチ」


「おはようサッチ」


「またエース起こしに行ってたのか?」


「あぁ。だが中々起きなくてな…」


「さっきからあんな調子だよい」


「……………うわ」



マルコが指さした方には、食堂の隅で座り込み、のの字を書いてふて腐れるエース。
そんなんでいいのか二番隊隊長。




「…キイチー……」





………はぁ





「……エース」




ぴくりと反応する。
だがこちらを見ようとはしない。







「エース」



さっきより少し強めに呼ぶ。
ゆっくりとこちらを振り返るエース。

そしてエースのテンガロンハットを上に上げる。






ちゅ








『「「!!!!!??」」』


「え………?//」


「ほら、朝飯を食うんだろ?」


「…!ああ!!」








先程のふて腐れ様は何処へ行ったのか、ニコニコとするエースにこっそり溜め息を吐く。





「……ん?」


『「「………」」』




見事なまでに固まっているクルー達。




「早く朝飯食おうぜー!!」



それとは対称的に清々しい笑顔のエース。





「……………はぁ」





俺はまた溜め息をひとつ吐いたのだった。














こうして
白髭海賊団の朝は始まる


(あ、そういやサッチ)
(?)
(いつも美味い朝飯ありがとな)


ちゅ


(((……!!!!!)))
(!!お、おう!!!任せとけ!!)






*・*・*・*・*

姉さんは天然たらし\(^o^)/

そしてエースはシスコンすぎてちょっと痛い子(笑)


クルー達のイメージがよく分からんww
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