頼れる姉貴は副船長!!
□第16話
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「…エース?」
「ふんっ」
「……はぁ」
キイチの溜め息が聞こえたがそんなの知らん。何だよ、いつも俺とはデートなんかしてくれないくせに!何だよそのネックレスとスカーフ!何でマルコとサッチとはデートしてんだよ!
「エース?」
「……ふんっ」
キイチの首元のネックレスと腕のスカーフが見たくなくて目を反らす。
キイチは知らないかもしんねーが、マルコもサッチもそのネックレスとスカーフ見て毎日ニヤニヤしてんだぞ!おっさん二人がニヤニヤしてんのは結構気持ち悪いんだぞ!
「………エース」
「ふんっ!」
「………」
気持ち悪い…ってか羨ましいんだよ!!何だよあのネックレス!!アレめっちゃカッコイイな畜生!!マルコはともかく、キイチに似合い過ぎだろ!!
しかも何だあのスカーフ!!サッチはともかく、キイチが腕に巻くとカッコイイなオイ!!くっそ俺も欲しい!!
「……はぁ」
またキイチの溜め息が聞こえたと思ったら、
ぐいっ
「!?」
「…ほら、何でもしてやるから機嫌直せ」
引っ張られた俺の頭はキイチの膝の上へ。そしてキイチの手がゆっくりと俺の頭を撫でる。
キイチはあんまり膝枕をしてくれない。理由を聞いたら、『あんまりやると有り難みが無いだろ?』と言われた。
…あの時のキイチもかっこよかった。白ひげ海賊団にもたくさん男がいるが、キイチに勝るかっこいい奴なんかいないと思う。むしろキイチよりかっこいい男なんかいないと思う。
……って話がずれた。
「……何でも?」
「あぁ」
「……デートしたい」
「次の島に着いたらな」
「お揃いのもん欲しい」
「次の島で買ってやる」
「膝枕して欲しい」
「今してるだろ」
「一緒に昼寝したい」
「んじゃするか」
≡≡≡≡≡≡
「なにアレ……」
こちら4番隊隊長サッチ。何やら俺の目の前では信じられない(いや、信じたくない)光景が。
「ほら、あーん」
「ん、」
何故かキイチがエースに『あーん』をしている。キイチがエースにっ!!(ここ重要)
「うまいか?」
「ん、(コクン)」
何だアレ!何あの恋人みたいな光景!!キイチがいつもより男前に見えるんですけど!!(エースはいつもより子供っぽいな)
「次は何がいい?」
「釣りしようぜ!!」
「ん、じゃ行くか」
ななななな何アレ!!マジで何アレ!!何でキイチがエースの言う事聞いてんだ!?
じーっとキイチとエースを見ていたらエースと目が合った。と思ったらエースがニヤリと笑った。え。
「キイチっ!!」
「ん?」
「ちゅーっ!」
「……ん、」
……ちゅ
は、
はああああああぁぁぁ!!?
ななななな何やってんのキイチ!!?デコちゅーとはいえお兄さん許しませんよ!!(←パニックによりキャラ崩壊中)
「…あの野郎……!!」
「…いつか殺すよい…!!」
「…今度の検診の時に海王類用の麻酔でもぶち込んでみようかしら……」
「マルコ、エリザ!?」
嫉妬しますってそりゃ
(エースのシスコンが10上がった!)
(マルコのシスコンが12上がった!)
(サッチのシスコンが14上がった!)
(エリザの恐ろしさが20上がった!)
*・*・*・*・*
短っ!!
すいません、嫉妬してるエースを書きたかっただけなんです。
てか、修羅@はこれから体育祭です。
やだなーめんどいなー
まぁ一応頑張ってきます