捏造小説

□長編小説:チョコボールネウロの愛
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第三話 ラブ・バード


前回までのあらすじ:女の子にキスをしたらめざめました。



さて、こうして出会ったふたりはどうなるのでしょう?
ここからはナレーターがお話を進めていきます。


女の子はふるえた声でいいました。

「私を食べるつもりなの?」
「いや、貴様が気にいったので他のオスにとられる前に巣にもち帰ったのだ」

首をふる鳥に、うそはなさそうです。

「‥もう、そういうの人間ならユウカイっていうんだよ。食べられちゃうんじゃなくて良かった」

ネウロは、胸をなでおろしてにっこり笑う少女がかわいくてたまりません。

「わがはいのことはネウロと呼べ。ヤコ、食うか?」

先ほど取ってきたとうもろこしをさし出しました。



「あ、うん、いただきます」

生のままでしたが少女は気にしないようでした。ヤコがパクパクとたいらげると、鳥さんはじょうきげんでさえずります。

「ヤコ、ヤコ、わがはいのヤコ♪しゃくとり虫のかっこうをしろ♪」
「こう?」

ヤコがふせて腰をあげると、ネウロは上にまたがってスカートをめくり、ヤコのおしりにしっぽのつけ根をチョンチョンあてました。

「???何をしているのネウロ?」
「交尾だ」






〜良い子の保護者様へ〜解説〜
鳥類にはペニスがありません。ピストン運動をしている間に外敵に狙われるためにそのものが退化しました。交尾はたがいの総排泄腔をチョンと1秒くっつけて終わり、を繰り返します。




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